来る１１月２７日後楽園ホールにて、私の後輩が運営するボクシングジム、ライオンズボクシングジムの全日本ミニマム級タイトルの防衛戦が行われます。
チャンピオン高田勇仁選手を是非応援してあげて頂きたく、お知らせいたします。
この日は別に渡辺海選手の日本ユース、スーパーフェザー級タイトルマッチが行われます。こちらも応援の程よろしくお願いいたします。（ユースタイトルは若年層限定です）
高田選手は７，８年前、私がジムへ練習を見に行くと後輩が、「この子は中々強いので応援してくれ」と言われ初めて会いました。ミニマム級なので身体は小さく、優しい笑顔でお辞儀をしてましたね。
お母さんはフィリピン人で高田選手はハーフです。中々イケメンなんですよ。戦績は12勝６KO8敗です。8敗の殆どはスタミナ切れで勝てる試合を逃していましたね。私は4連敗を目撃しました。そのたびに私の所へ来て 「負けちゃいました。すみません」と言いに来ましたね。次は頑張ってね！と言ってあげていました。
走り込みが嫌いらしくスタミナが少し足りなかったですね。途中それが原因でチャンピオンまでの道のりを遠回りしましたね。強打が売りで前半戦は強いのですが粘られるとスタミナ切れを起こし判定負けが多かったですね。
今はスタミナの足りなさも走り込みで克服して日本チャンピオンまで登る事が出来ました。次の防衛戦は２度目の防衛戦です。１勝１敗の相手です。相手も強いので何とか勝って防衛して欲しいですね。
そして年齢的にそろそろ世界チャンピオンを目指し、一つも取りこぼし無く勝って欲しいと思っています。
渡辺海君は全日本新人王にも輝いた若手のホープです。フェザー級から今回はスーパーフェザー級へウエイトを上げてのチャレンジです。海君は小学４年生の頃から父親がプロボクサーだった事からボクシングを始めました。私は小さい頃から良く知ってる子でここまでの成長を誰よりも喜んでいます。一度私の息子もジムへ連れて行きましたが、嫌がるので断念した事が有りましたね。息子は根性なしなので （笑）
海君はボクシングセンスも良く、ここまでは私は勝ったと思う試合で残念ですが判定負けをして１敗してしまいました。ホームタウンデシジョンというやつですね。
（相手の地元での試合で相手が判定では有利なんです）
ダウンを取ったのに判定負けとは、ボクシングはKOで勝たないと勝敗は解かりませんね。
ここまでの戦績は１０勝１敗１引き分け（６KO）です。
中々強いので楽しみです。今回の相手は翌年の全日本新人王で全戦全勝の強敵です。侮れない相手なのでここが勝負ですね。
東京ドームの隣の後楽園ホールです。
しかし私はいつも思いますがボクサーのファイトマネーは安すぎです。日本チャンピオンの高田選手のファイトマネーは１２０万円です。年間３，４試合しか出来ませんのでボクシングだけでは食べて行けないのが実情です、命を賭けて戦う代償が、チャンピオンで１２０万円とは他のプロスポーツとの違いに私は違和感を感じますね。（今回の１２０万はまだ多い方なんです）
いまだにファイトマネーはチケットでの支払いのようです。チケットが売れなければ下手をすれば０円も在りうるんですよね、
後援会は大切な役割ですね。有名な井上尚弥選手くらいに成ればスポンサーが付き別ですけどね。
大分昔の話ですがこのライオンズジムの会長は以前、東洋チャンピオンでした。ジム経営の傍ら、昔ラーメン屋も経営していて私がまだ10代の頃、小生意気な私が仲間とそこへ知らずにラーメンを食べに行き、行儀が悪いのでドヤされた事が有りました。
その後私の後輩がそこのジムでボクシングを始め、見に行くとラーメン屋のオヤジがミットを受けていて「やべーな、この前のラーメン屋はここの会長かよ！」とビビった事が有りましたね。
そんな私も来年は60歳です。月日が流れるのは早いですね。
昨日は仕事終わりに電話が有り後輩からチケットを取りに来てほしいと言われ立川へ寄って見ました。私の仕事は昨日は東京の吉祥寺でしたので帰りに寄り少し雑談をしてきました。海君がロードワークから丁度帰って来たので調子を聞くと「絶好調！」と言っていました、心強い一言でしたね。
そう言えばブログの友達で れっどらむさんと言う方がいます。彼も元プロボクサーでした。3戦目で大怪我をしたらしく選手生命を絶たれたそうです。命が助かったのでそれは良かったのですが、志半ばでのボクシング生命に終わりを告げた事は本当に気の毒です。浪速のロッキー赤井英和を思い出しますね。
（そう言えば昔、若い頃、私は顔が赤井英和っぽいと言われました）（笑）誰かに笑われそう。
年齢が私の後輩とほぼ同じ年です。丁度同じころ戦って居たとは感慨深い物が有りますね。私の後輩は 渡辺利矢と言います。
戦績は11勝７KO3敗で最後は初めてKO負けをして選手を引退しました。強かったんですがね、上には上が居ますね。
ちなみに私はビールを飲み観戦です。ガラの悪い応援団でヒンシュクをかうような奴らで、今思うと恥ずかしい奴らでした。暫くリングのマットに着いた白い松脂は私が変な判定で激怒をし、シューズのすべり止めの松脂ボックスをリングに投げた物で、その頃、暫くそれが取れずに着いていましたね。
青いマットに白い粉恥ずかしい私の若い頃の1ページです。
今日はボクシングの話題に成ってしまいました。私ももう若くは無いので若い子達に色々委ねて出来る応援はして行きたいですね。
宜しければ皆さんも応援してあげて下さい。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。(^.^)