矢板 市民力かわら版 | 宇都宮の書道教室【啓桜書道教室】

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http://onozaki-keita.com/

矢板市広報 別紙

「市民力かわら版」

にご紹介賜りました。


こうして市にご紹介いただけること、

大変うれしく思います。

市民の皆様に
心より感謝申し上げます。

精進していかなければ…I


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書くことに生きがいを感じて

昨年、第66回毎日書道展で毎日賞を受賞。また、今年3月には個展を開催するなど、精力的に活動されている小野崎啓太さんにお話を伺いました。

・柿沼先生との出会い

六歳の時に母親のすすめで、柿沼翠流先生の書道塾に通い始めました。柿沼先生との出会いがあり「人として、芸道を行くものとして、いかに生くべきか」、その後の人生で大きな指針となっています。2002年、16歳の時、手島右卿が創設した独立書展に初出品し、佳作・ヤング賞を受賞しました。漠然とした将来を思う中で、芸術に携わりたいと考えていました。これが「書」と思うようになるのは、まだまだ先のことです。

・初の個展開催

2004年、大東文化大学に入学。書を学ぶ傍ら、中国文学を専攻しました。図らずも大学の書道部に入部することになり、全国から集まった書道を志す友人たちと大学時代を過ごしました。 在学中の個展開催を決意し、費用となる100万円をアルバイトで捻出。大学時代は授業、アルバイト、臨書の日々でした。2007年に埼玉県志木市にて、個展「抱炎展・放熱之証」を開催し、20数点の作品を展示、約200名の方々をお迎えしました。 2008年、第56回独立書展独立賞(公募最高賞)を最年少の21歳で受賞。雅号を「抱炎」として大学時代に活動していたので、大学最後となるこの年は「抱炎」と書いて出品。その字の通り、“炎を抱く”の意味。公募最高賞を受賞したために、その後は本名を使うことにしました。



・「書」は育まれていくもの

今年三月、栃木県総合文化センター第4ギャラリーにて2度目の個展を開催し、55点の作品を展示しました。20代最後となる今年、ひとつの節目、ケジメとして開催しました。6日間の開催で、601名という多くの方々にお越しいただきました。ありがとうございました。 「書」は、ひとりではできません。育み、育まれていくものです。ひとつの芸事に生きることは、簡単なことではありません。できるときも、できないときも、ただひたすらに向かっていくことが必要です。結局のところそれは、“人が生きる”ということだと思います。多くの先人たちに恥じないよう、この道を、この矢板とともに歩んでいきたいと思います。国の文化を大切にし、文字を書く楽しみや生活をもっと多くの方々に知っていただきたいと思っています。

SpecialThanks

白石哲夫氏

杉山太郎氏

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