六歌仙 | 宇都宮の書道教室【啓桜書道教室】

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六歌仙 (菱田春草画)

春草の絵の中でも特に魅かれる一作。

六歌仙。

古今和歌集で紀貫之がトップ6に定めた五男一女ですね。


僧正遍照(そうじょう へんじょう)
文屋康秀(ふんやの やすひで)
在原業平(ありわらの なりひら)
喜撰法師(きせん ほうし)
大伴黒主(おおともの くろぬし)
小野小町(おのの こまち)


歌舞伎座四月大歌舞伎は

「六歌仙容彩」

もちろん観たことはありませんが、

こちらの五人の男たちが 小野小町を口説こうと

舞をみせる。

舞踊になっているんだと思います。

とても華やかな舞台だろうと思う。


春草の上の絵で、特に気になるのは 

在原業平

どれが業平かわかりますか??

伊勢物語の主人公としても有名な業平。

平安初期のプレイボーイであります。

このたった一枚の絵で、彼らの性格までが伝わる気がする。


小野小町や在原業平は、
とても率直な恋の和歌を詠んでいます。

「名にしおはばいざこと問はむ都鳥 わが思ふ人は在りやなしやと」
在原業平

これは有名な、『伊勢物語』東下り

今も昔も変わらず、人の純な気持ちは美しいもの。

ん~、こんなにくったくなく、表現してみたいもの。


歌舞伎「六歌仙容彩」

華やかな恋の舞はどんなものでしょうか。



☆個展情報☆

書家 小野﨑啓太展
2015年3月26日から31日

入場無料 10:00~18:00
初日13:00から 最終日 16:00まで
栃木県総合文化センターにて開催!!
会場でお待ちしております!!



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