カニカマとワカメのスープに
冷蔵の雑穀米を加え
卵でとじた雑炊仕立ての一杯。
常備菜のトマト蜂蜜甘酢漬けとひじき煮物入りのおから。
午前中は
ベランダで汗をかいてはシャワー、
掃除やゴミ捨てでまた汗をかいてはシャワー、
そんな風に水遊びをして過ごすことも多い。
タオルやシーツなど大物は洗濯機任せだが、
着ていたものはそっくりそのまま
シャワーのついでに手洗いする。
薄物の多い夏ならでは…だろう。
頻回な水遊びも功を奏してか
肌の調子もよく
そのおかげでメイク遊びも楽しい。
出かけるつもりのないおウチメイクのベースは
hakuの日焼け止めにクレドポーのお粉だけで。
シャドウはなくてもいいが
マスカラは欠かせない。
リップはオレンジコーラル、
パレットで2色を混ぜて作った。
身なりを整えたところで
のんびり読書タイム。
至福の時だ。
『古今和歌集』を紐解いて
その仮名序を読み返す。
やまとうたは、人のこゝろをたねとして、よろづのことのはとぞなれりける。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。(後略)
それを読み返したくなったのは
録画してあったNHKドラマ『光る君へ』をまとめて見ていたら
主人公のまひろ(紫式部)が
藤原公任宅で講師として
女性たちに和歌の本質を語る場面で
まさしく仮名序❣️
と思われる発言があったからだ。
それにはきっと
「…と『古今和歌集仮名序』で紀貫之さまも述べておられます」
と発言の典拠が語られるものと思っていたら
さにあらず、
それには全く触れずに終わった。
それではまるでそれが紫式部の言説であるかのようではないか⁉️
"剽窃"という言葉がアタマを過った。
なあに所詮フィクションである。
目くじら立てるほどのことではなかろうが
他者の言説を使うなら使うマナーもあるだろう。
いわゆるパクリなら
日常横行している。
シェイクスピア『マクベス』から
「明けない夜はない」
夏目漱石の書簡から
「月がきれいですね(I love you)」
そんな陳腐なパクリは
もはや典拠さえ知らないまま使われている。
それが日常会話ならば笑って済むことだが
公論や論文となればそうはいかない。
苦い気分で思い出されたのは
A宮家の子息の中学時代の作文や
先ごろ発表されたトンボ研究の論文。
前者は
剽窃が指摘され露呈したにもかかわらず
"賞"の返上もなかったどころか
それが筑波大附属高校への推薦入学の基になったとも言われている。
そして後者は
高校生の彼を筆頭者として
斯界の権威たちを従えて発表された論文だが
それが東大への推薦入学に使われるのでは
とも噂されている。
A宮家の醜聞には特に興味はないが
その昔
研究者を志したこともあり
長らく
大学受験生たちと共に過ごしてきたけいあゆとしては
"剽窃"と"依存"
それを利用しての入学には
憤懣やる方ない。
もしそんなことで彼の東大入学が叶ったら…
天下の東大の権威も危うい。
なくもがなと願う。
そんなことを思っていたせいか
軽い朝ごはんだったが
なかなかお腹が空かなくて
少し遅めのランチをとる。
手間をかけたのは
カボチャのスープ。
レンジで軽く加熱したカボチャを粗く刻んで
バターで炒めてからひたひたのコンソメで煮て
柔らかくなったところで木ベラでざっと潰し
牛乳でのばす。
今回は皮も余さず使った。
塩胡椒は敢えてせずとも
バターとコンソメの塩分だけで充分なお味。
カボチャは糖質の多い野菜だ。
だがそれと引き換えにしてもいいくらいビタミンも豊富である。
要は食べすぎなければいいらしい。
我が家には
いただきものの大きなカボチャが三個あって
そのうちの一個の、そのまた1/4がスープになって消費されたところだ。
カボチャスープの残り半量は
ブレンダーでポタージュにして冷蔵してある。
明日には、
さらに牛乳でのばして
冷製スープとして愉しむつもりだ。
そしてメインはホタテのサラダ。
刺身用のホタテに
刻んだセロリの葉と
ミニトマトとセロリスライスの蜂蜜甘酢漬けを添えて
レモンドレッシングで食べる。
この後パスタかパンでも…と思っていたが
これだけで充分満足なランチになった。
無理な糖質制限などしなくても
ベジタブルファースト、タンパク質重視の食事をしていれば
自然に糖質コントロールは叶うようだ。
8/25のデータ。
睡眠は4.5時間と短いが質はイイらしい。
どうしてそれがわかるのだろう?
確かに午前5時ごろいったん目覚めて
カーテンを開けてお茶を飲んだが
それもバレているらしい。
そして血中グルコースは
安定した上下動を示している。
さあ、夜更かしけいあゆもそろそろ就寝…