「囚人のジレンマ」のお話 | 啓project(生涯学習応援project)

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こんにちは。
啓projectです。

今日は雑学のお話を少し。

「囚人のジレンマ」です。


今回もWiki先生を大いに活用させてもらっていますw


できるだけ、簡単にお話しますね。

自分だったらどっちを選ぶか考えてみてください。



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まず、あなたはAという仲間と犯罪を行い、
2人同時に捕まってしまいます。


そして別々に隔離されています。


2人とも黙秘を続けており、
なかなか話がすすみません。


そこに司法取引がもちかけられてきました。


そしてこう言われます。

「このまま2人とも黙秘を続ければ2人とも懲役2年だ。」

そして、

「もし1人だけ自白すれば、自白した者は釈放。

黙秘を続けた者は懲役10年にする。」


「ただし、2人とも自白すれば2人とも懲役5年になる」


---


さて、あなたはどうしますか?

Aを裏切って自白するか。
それとも黙秘を続けるか。


どちらにもメリットとデメリットがありそうですよね。


これが「ゲーム理論」と呼ばれる理論の話で

一番有名な話だと思います。




ちょっとずつ考えてみましょう。

Aが自白した場合。

あなたも自白→5年

あなたは黙秘→10年


Aが黙秘した場合。

あなたが自白→ 釈放

あなたも黙秘→ 2年



ということになります。



どうですか?
どちらをとっても自白した方が
あなたには優位になります。

じゃあ自白しよう!



ということになりますが、



これと同じことをAも考えるので

けっきょくどちらも自白して懲役5年。


どちらも黙秘した方がよかった。

みたいなことになります。


これが「ジレンマ」ということになります。




こういう理論を考えるのが、

「ゲーム理論」と呼ばれるものです。


もちろん現実でも使われている理論です。

競合他社が値下げしたら、自社も値下げすべきか?

などもこの理論の話によくでてきます。


メリット、デメリットを考えるうえで
おもしろい理論だと思います。


もちろん理論なのでうまくいかないことも
あると思いますが、知っておいてもいいんじゃないかなw



というわけで、
「囚人のジレンマ」のお話でした。

本当は表とか使った方がわかりやすいんですけど、
文字だけだとわかりにくかったかもしれません。。

すいません。。


興味のある方はネットで調べてみてください。

もっと詳しく載っていますのでw


それでは!


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