母とトラウマ | シンプルな才能の見つけ方

シンプルな才能の見つけ方

今、この瞬間を楽しみ、自分らしく生きてゆく
「あなただから できること」を見つけて活かす

私にとって


自分の母親は


いわゆる「毒親」


ではありませんが


気の合う相手ではなかったです。



一生懸命に


子育てしている


ということは知っていました。




しかし


母は、自分を理解し


守ってくれる存在ではなく


有用であると


思わせなければならない相手。



母親は他の人達と


同様に警戒の対象


でした。







人生で初めて


心から安らいだのは


赤ちゃんだった娘の胸に


顔をうずめた時です。



彼女を抱きしめながら


なぜか


「おかあさん」


と呟いて、


そして


ポロポロと


涙がこぼれました。



私は初めて


「母親」とは安心できる


存在なのだなぁと


知りました。




だから


遺伝子上は逆ですが


私にとって


大好きな「お母さん」は


私の娘です。





さて


そんな私が


もういい加減に


自分のトラウマと向き合おう


と購入したのは



こちら↓






「トクサツ ガガガ」


全20巻。



漫画です(笑)



ドラマにもなったそうで


もしかしたら


ご存じの方もいらっしゃるかも


しれません。





あらすじは、、、



商社勤めのOL


仲村叶さん26歳は


特撮をこよなく愛する


隠れオタク。



仲村さんの母親は


女の子らしさを好み


特撮を嫌っている。



そういった事情もあり


母親はもちろん


職場の同僚達にも


特撮オタクであることは


一切秘密。




オタバレを恐れて


一人ぼっちで


コソコソしながら


人目につかないフィールドの


カプセルトイを求めて


街をさすらったり、


一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)"


歌いまくったり…



日常生活で直面する


「あるあるな壁」に


葛藤しつつも


仲間と出逢い


友情を育み


前向きに奮闘する姿


を描いたコメディーです。


(要約力がなくて、

あちこちの文章から抜粋…

あしからず。笑)




ほんと、笑って泣ける


良い漫画です。




これがなぜ


私のトラウマと関連するかと


いいますと



「特撮」を「見えない世界」


に置き換えたら


まさに私。



だからです。。。






私は、母の影響で


「見えない世界」を3歳で


「強制卒業」しました。



その幸せで豊かな世界は


全部なかったことに


なりました…





母は子が


変な目で見られないようにと


心配して


「普通の子」に


育てようとした。



たぶん


ただ、それだけ


なのですけれども。





母と私の軋轢は


もちろん


それだけではなく


多岐にわたります💦




でも


自己肯定感の低さや


人を信用できない


根本は、ここじゃないかなぁ


と思っています。








「トクサツ ガガガ」は


元々、とある漫画アプリで


読み始めたものの


掲載期間が短く、

(電子版を買っても

結局消えてしまう)


全巻読めずに終わっていました。




漫画購入するなんて


いつぶり??


20巻もあるし、


どうしようかなぁ?


と悩んでいましたが、



このトラウマを


乗り越えなければ


たぶん、この先には


進めない予感がして


思い切って購入しました。



ボチボチ読んでおります。






そして


私が漫画を買ったのを見た娘は


普段コミックスなんて


全く読まないのに、


急に図書館で


「あたしンち」を6冊


借りてきました。



なぜ「あたしンち」


なのかはわかりませんが(笑)



親の影響力は


思ってもみないところに


あるのかもしれませんね。