ふいに飛び込んできた。
「きみこそが、生きる意味」
とぎれとぎれに続く
『音』を拾う。
「解放」
「やっと見つけた自由」
あなたは誰…?
ラジオのチャンネルを
調整するように
気配にチューニングを
合わせてゆく。
竜巻のように渦巻く
砂嵐が浮かび、
その中から現れたのは
銀の髪、淡く深い緑の瞳。
...ずっと昔、
逢ったことがある。
土手に2人並んで話した。
またいつか、桜を一緒に見よう。
こうやって、
1つの水晶に透かして
未来を覗くように。
by FloralPhoto
「その能力は、出口を探している。
キミと俺の力は同じものだ。
ヒントは、
キミが人に言ったこと。
人の本質を視て言ったこと。
自分はできないという
檻の中にいる必要はない。
それは、自ら作った檻
他者との結界
出てこい、早く
時空を超える力。」
彼らとの会話は、
風にのって流れてくる音楽を
五線譜へ書き留めることに
似ていると思う。
「能力が出口を探している」
自覚は、あるような
ないような。。。
風は、
風は、
結界にも、刃にも、
そして、癒しの優しい風や
天候を左右する力にもなりうる。
トウマの水、
エンジュの炎とか
他の仲間達の力と
組み合わせて使っても
面白いかもしれない。