驚きのスピード。 | 星川敬オフィシャルブログ「星川敬の星川系」Powered by Ameba

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チェシチ!






今日は先日の欧州チャンピオンズリーグの話題。

先週のチャンピオンズリーグは、アーセナル-バイエルンのゲームをLiveで観て、残りのゲームは次の日にハイライトでフォローしました。

そのゲームで驚いた事。

それは、ある選手のSpeed
もちろん、この2チームの対戦ですから、ウォルコット選手やD・コスタ選手もいますので、普通の速いでは自分は、驚かないのですが、彼は、規格外の速さだったので驚きました。


その選手は、アーセナルの右のサイドバック。
エクトル・ベジェリン(スペイン)
現在、20歳。
スペインのアンダーカテゴリーの代表。

彼は、昨年、アーセナルのスピードテストで、アーセナルのスピードスターのウォルコット選手よりも、40mを速く走ったという事で注目を集めた選手。

彼の40mのタイムは4.42

そして、人類で一番速いウサイン・ボルト選手
北京五輪で100mの世界記録9.59を出した時の40mの通過時が4.64だったらしいです。

彼はボルト選手よりも速い?
当時は、そんな記事もツイッターも多くありましたね。
今回も、もちろんありました。



彼は、昨シーズンも試合には出場していましたし、速いという印象はありましたが、今年は、トップトップの選手相手でも、その速さがアドバンテージになってきていますからね。

SPEED
それだけでは、もちろん良い選手の条件には少し足りないですが、"スピードがある"という事は選手として、かなり大きなアドバンテージ。

しかも、彼の場合は、スピードだけではありません。
彼は、バルセロナのアカデミー出身。
技術も、もちろんハイクオリティー。
もともとワイドの攻撃的なポジションだったそうです。


バルセロナのアカデミーは、良い選手の宝庫ですし、トップチームが昨シーズンの欧州チャンピオンですので、アカデミーの選手は、自身の将来の事を考えて、若くして、違う国に移籍する事が、近年は多いです。

近年の、バルセロナは、育てた選手を他チームに引き抜かれています。
ただ、ルールの上では何も問題が無いです。
選手獲得も競争社会ですから致し方無い事だと思います。
しかも、バルセロナのトップチームの3人のFWが、メッシネイマールスアレスですからね。
若い選手の気持ちも解ります。

世界のトップテンに入るFWが3人もいるチームですからね。


そんなバルセロナは、若くして移籍した選手(セスク選手)を後に、高額な移籍金(約40億)を支払って、バルセロナに買い戻したりもしています。

そういう事からも、バルセロナは過去の移籍の収支を揶揄されて、取引下手と世間から言われたりもしています。


ただ、バルセロナ側にだけに問題があるわけでは、ありません。
スペインでは、18歳からプロ契約を結べる。
イギリスでは、16歳からプロ契約を結べる。

この年齢の違いを利用してイギリス勢は優秀な若いタレントをスカウトします。
しかも、プレミアリーグ(イングランド)は世界で最も分配金が各チームに支給されるリーグですからね。
*テレビ放映権料の額が凄いです。


なので、若い選手に投資する額も桁違いです。

こういった理由もあるので、バルセロナも色々と難しいですね。
しかも、現在、バルセロナは、アカデミーへの若い選手の獲得問題で、FIFAからペナルティーを受けている最中ですしね。

それだけ良い選手の確保がサッカー界では大事だという事です。



自分も、対戦相手の選手のプレーは、試合中もチェックはします。
後、良いと思った選手の動向はその後も気にします。

自分が、前のチームで良い選手と思った選手は、今季チームを移籍してかなりの活躍をしているみたいです。
そういうのは、自分のジャッジの確認にもなるので、嬉しく思いますね。







@keihoshikawa