パリのアパルトマンでエッフェル塔を窓から眺めながらの一人暮らし、なんて憧れませんか?しかしその願望、結構お金がかかります。私たちは入学当初学校近くの寮に住み、4月に9区の閑静で治安の良い地区に引っ越し、約50m2、築40年アパートの屋根裏部屋で、1,000ユーロ/月の家賃を払っていました。
まず家賃が高いです。そもそもパリは狭く、面積で言うと、東京23区の世田谷区+練馬区とほぼ同じ広さです。その中に大都市機能がギュッと詰まっています。パリ18区内に住もうとすると家賃は相当高いです。
次に水道代が高いです。中でもお湯が高価で、湯船は有れどなかなか入浴はしませんでした(貧乏だったので)。月4,000円くらい払っていましたね。
電気代も毎月4,000円程度でした。高いですか?
で、家賃の話に戻しますが、基本的にパリの建物は古いので、築浅物件でないとダメ!みたいな人にパリ中心地は厳しいかと思います。私の物件は超割安物件で、同級生の動向を見ていると30m2で1,200ユーロ/月が相場でした。
では私はなぜそんな割安物件に住めたのか?それは日本人だからです。日本人がモノをきれいに使うのはフランス人にも有名なのです。そんな先駆者たちのおかげで、パリには「日本人に物件を貸したい」という人たちがいるのです。彼らが物件を紹介する掲示板が以下の2つです。原始的かもしれませんが、これらを参照し、連絡し、オーナーに気に入られれば面接→入居となります。
https://ovninavi.com/categories/hebergement/
残念ながら詐欺話といった暗い話も存在するそうです。しかし日本人が築いてきた信頼を活用しない手は無い(そして私たちも“良き日本人”としてふるまい、次世代につなげることが大切)と思います。よかったらどうぞ。