卒業後スコットランド、フランス、イタリアで職を得るチャンスを得て悩んだ挙句、紆余曲折して結局日本に帰ってきた私ですが、現在フランス系FMCG企業に勤務し、そろそろ半年が経とうとしています。MBA前はこてこての内資企業で働いて、外資系にやってきて想うことを、ESSECでの経験に照らし合わせながら書いてみます。タイトルが「その1」となっているのは、きっとそのうち別の考えが頭をもたげるだろうから、一応ナンバリングした次第です。

 

1.意思決定が土壇場でひっくり返ることに慣れている

以前の記事でも書いたのですが、日本企業のように、「それはこないだみんなで決めたじゃん」とか「それは先月の取締役会で決まったじゃん」が通用しないのがフランス。これはESSECで散々肌身を感じて経験したので、今の勤務先でそれに経験しても、全く動じません。「そう来たか~」くらいの落ち着きっぷり。MBA前の私だったら、発狂して退職してるでしょうね。よく言えば直前まで物事を良くしようとする姿勢は、フレンチ・スタンダードなのかグローバル・スタンダードなのかよくわかりませんが、いずれにせよフランスでは間違いなく存在するというわけです。

 

2.ひとしきり広い分野の知識に触ったことが役立っている

ありきたりで申し訳ないのですが、少なくともESSECMBAを履修すると、Luxuryビジネスに特化しているとはいえ、クリエイティブからリーガルまで浅~く触れています。彼らとやり取りする際に(基本的にやり取りは英語)、用語が理解できることがどれだけ有難いことか・・・ まあそれぞれの分野の入門書を読んでもいいのでしょうが、ケースなどで鍛えられているので、浸透度はそれなりに高いかと。当時の教材読み返せば思い出せますしね。

 

3.フランス人の生態に慣れている

きっと夏休みは2-4週間取るでしょうし、18時には帰るし、、、いいんです。意思決定さえしてくれれば。もちろん日本人風なフランス人もいらっしゃいます。でも私のレポートラインには、私が知っているフランス人の方が多くいらっしゃいます。

 

 

こうして考えると、1年間フレンチ・ビジネススクールで過ごしたのは有用だったなと思います。現在Covid-19のせいで外に出る機会が無いので、卒業生ネットワークの恩恵とか受けているとは言い難いので、ここには書けません。きっといつの日かアップデートさせていただきます。