神戸施術会日記その2 土佐先生と歯科医だった私 | 脳幹セラピストけなのブログ『脳幹はココロとカラダの出逢う場所』

こんにちは

福岡 大野城市の


ホリスティックストレスリリース

脳幹セラピー
space天和Lana


より


脳幹セラピストけなです。

今日もお越しいただきありがとうございます。

 

今日の福岡は木枯らしが吹く

 

12月らしい

 

ピンとした空気の一日でした(^∇^)

 

 

 

前回は先週訪れた神戸での

 

施術会での様子を

 

書かせていただきました。

 

 

 

今回はその続き、

 

この施術会が私にとって

 

なぜこんなにも特別な意味を持つ旅に

 

なったのかということについて。

 

 

 

今回の施術会の会場として使わせていただいたのは、

 

ここ。

 

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そう「土佐歯科医院」

 

正確には「土佐医院」だった

 

あおい先生のご実家です≧(´▽`)≦

 

 

 

たまたま…だったんですが、

 

これが私にとっては

 

運命的とも言うべき

 

素晴らしき天の計らいだったのですヽ(゜▽、゜)ノ

 

 

 

 

家主はあおい先生のお母さま、

 

照代お母さんこと、

 

土佐先生です。

 

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なんともうすぐ御年90歳(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

とてもそんなお年には見えませんよね。

 

さらに驚くことには

 

土佐先生

 

今年の9月までこの土佐医院で診療されていたのですΣ(・ω・ノ)ノ!

 

 

 

 

 

57年間

 

雨の日も、風の日も。

 

きっとあおい先生たち子どもさん方が熱を出した時も、

 

家族に大変なことが起こった時も。

 

毎日毎日、

 

診療台で歯を削ったり入れ歯の調整をしたり

 

されていたに違いありません(´・ω・`)

 

 

 

 

実は私も同業者。

 

3年前までは

 

タービンや注射器を持ち、

 

歯科医師として診療していたのです。

 

私の20年間の歯科医師としての生活の中にも

 

今にして思えば、いろんな出来事がありました。

 

 

 

こちらにお邪魔する前に、

 

あおい先生のエッセイで

 

(エッセイはコチラ

 

ご家族と土佐先生のエピソードを読ませていただいた時は、

 

いろんな思いが交錯して感動の涙でした・°・(ノД`)・°・

 

 

 

 

なので、この土佐医院の玄関の扉を開くときは

 

ちょっとドキドキするような

 

特別な思いがありました(//・_・//)

 

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扉を開くと歯医者さん独特の、

 

あの消毒薬のにおいがぷーんとしてきます。

 

このにおいをかいだ時、

 

一瞬、毎日歯の治療をしていた

 

あの頃に戻ったような不思議な感覚がしました(*^.^*)

 

 

 

受付のかわいいマスコットに笑顔で迎えてもらい

 

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今はもう座る人のいない待合室の椅子たち

 

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毎日土佐先生が黙々と患者さんの

 

歯の治療と向き合っていた診療室。

 

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受付で患者さんたちと

 

どんな会話が交わされていたんだろう。

 

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補綴(ほてつ)科といって

 

銀歯や入れ歯を専門にしていた私には

 

なじみ深い技巧室。

 

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今の歯医者さんは

 

技巧(銀歯や入れ歯を作る作業)は

 

ほとんど技巧士さん任せなのですが、

 

土佐先生の時代は

 

ご自分で銀歯など鋳造されていたんだそうです(ノ゚ο゚)ノ

 

 

 

そして今回私がどうしても

 

収めさせていただきたかったのは、

 

この写真。

 

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土佐先生が57年間患者さんたちの口の中で、

 

痛みや炎症と戦ってきた

 

「手」

 

 

です。

 

 

 

歯医者さんの手は

 

毎日毎日指先に力がかかるので、

 

普通の人にはできないような場所にタコができたり、

 

指が変形したりするのです。

 

 

 

 

土佐先生の手にも

 

57年の歴史が刻まれていました。

 

 

 

 

土佐先生のこれまでの診療に

 

携わった日々のお話を聞いていると、

 

先生がどんなお氣持ちで

 

毎日おうちと診療室の間のドアを越えてらっしゃったのか

 

という思いで、胸が熱くなりました。

 

 

 

そんな土佐先生が、

 

私が施術をしている間に書いてくださった

 

お手製のクリスマスカード。
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もう、嬉しすぎますヾ(@°▽°@)ノ

 

このメッセージは

 

きっとこれからの私を

 

励まし続けてくれることと思います(^∇^)

 

 

 

 

私はこの自然療法という世界に身をおくようになってから、

 

どちらかというと

 

歯科医師だった時代のことは

 

ふたをしてきたように思います。

 

 

それはどこかで

 

自然療法の世界と、

 

歯科治療という西洋医学の世界を

 

切り離して真逆の世界のように捉えていたからなのかもしれません。

 

 

 

でも今回土佐先生と出会って、

 

夢中で診療していた頃の自分の記憶が蘇ってきました。

 

そして、いつか歯科治療と自然療法を

 

うまく融合させる治療の形ができたらいいなぁ

 

という思いがわいてきました。

 

 

 

特に歯科治療という分野は

 

西洋医学の力を借りないと、

 

自然療法だけではどうしようもない分野でもあるのです。

 

 

でも口の中のことはココロの問題とも深く関わっていて、

 

お薬やテクニックだけでは解決できない問題もあります。

 

 

そして口は

 

「命の入り口 心の出口」

 

 

とも言って、

 

私たちが暮らしていくために

 

最も重要な器官のひとつなのです。

 

 

 

 

今回の神戸での土佐先生との出会いで

 

私の少し先の未来が見えたような氣がしました(°∀°)b

 

土佐先生、あおい先生、神戸の皆さん。

 

本当にありがとうございましたm(_ _ )m

 

またお会いしましょう(≡^∇^≡)

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

space天和Lana

    けな