言葉に詰まる夜には静かな音楽が透き通る
時間だけが流れてゆくこの空間は彼しか知らないお気に入り。
昨日の憂鬱も優しく寝息をたてて、
明日への孤独は優劣を飛び越してその先を知りたがるんだ
どうしようもないくらい落ち込んだ時はきっと、 新しい笑顔が近づいているサイン
最悪な瞬間ほど運命が切り替わるチャンスであって欲しいと願っているから。
そんな幼い感情は、冷ややかに彼を窘めて
いつもそばにある優しさに色をつけてそっと差し出してくれるんだ
この静かな夜のように染みこんでいく想いは今も、
きっとあの日のあなたに続いているんだ
「もう一度だけ」って駄々をこねる子供みたいに咽せながら
必死に手探りしてる姿は可愛く滑稽そのものだ
そしてあとさきに見間違える感情の重さにいつも彼は思い知らされる
「いつも頑張っているあなただからこそ、大丈夫ですか?」
「気づかないふりしてる疲れや不安を一緒に抱きしめてあげたいから、、。」
思い出の中であっても、言葉じゃなく、感情じゃなく、たったひとつのキスに許されて
ただ想いはそばに居たいと願うから。
夜の先に繋がる明日は、また良いことも悪いこともありのままに新しい出来事を運んでくる
そんな繰り返す毎日に包まれる世界の中で、ここにいる彼とあなたは紛れもなく
いつもきっと確かな存在だ。
だからどこかで一緒に心を繋いで行きましょう。
そして見つけたいつかの一番星に優しく笑って、
あなたが愛せるあなたでいて欲しいと、ただここから願っているよ。