寄せては返す波のリズムは
まるでこの星の鼓動みたいだ
月の満ち欠けに影響される波のダンスは
まるで命の喜怒哀楽を映しているよう。
元はこの星の一部だった月は兄弟そのもの
「離れていてもつながっているんだ」って、
あなたに教えてもらったことがあるんだ
あの真っ直ぐなあの眼差しが、今も彼の中に残っているよ
散りばめられたこの街の夢は
一体、誰の元に降り注いでくれるのかな?
勝った人と負けた人が隣り合う街並みは
それでもキラキラと灯火になって今夜を飾ってくれる
その小さな一つ一つに語られる物語はまたそれぞれの夢になり、
また勝敗へのスタートラインに並ばせようと急ぎ立てる
だから少し深呼吸して、
ともすれば負けることに見出せる勝利が流す涙の色に
あなたの本当が隠れていると信じているから。