神に祈るな、心くじける!過去を思うな、敵は前にあり!
これより我々”浦和レッズ”は、死地に生きる!!
フットボール本部体制変更
当初の報道どおり西野TD退任と堀之内SD就任が発表された。
あわせてクラブからは体制変更のコメントも発表。
以下雑感。
4/15付けで退任という、日本の企業としてはヒジョーーーーーーに気持ち悪いタイミングでの退任。
諸々の事情があるとは思うが、様々な憶測を呼ぶタイミングだと感じる。
また「最後の一日まで、次の体制への引継ぎに尽力」とのことだが、十中八九他クラブの強化に今後携わる人間が残り続けるという違和感がすごい。
情報管理とかどうなってるんだろうか?あといちサポーターの心情としてもかなり厳しいものがある。
そもそも退任が決まったのはいつなのか?
普通に考えればやはり昨年の土田SD退任と合わせて西野TDの退任も決まっていたと思う。
が、上記にある「引継ぎ」のために約半年留任させたというのが自分的にはしっくりくる・・・
その一方で、本当に引継ぎのために残したのであれば土田前SDもそのタイミングまで留任させるべきだったのでは?
あるいは土田前SD退任時に西野TDも退任するべきだったのでは?
だって西野TDを招聘したのは土田前SDだったのだから。
自身を招聘した人間が退けば当人も合わせて退くのが一般的だと思うが、今回はそう言った人事になっていない。
そこが非常に気にかかる。引っかかっている。
考えたくはないが、クラブは本当に西野TDだけをクラブに残すつもりだった&急転直下的に引き抜き成立してしまったようなことも、可能性としては考えられる。
どちらにしろ自分にとっては「はぁ????」と思える状況なのだが・・・
クラブからのコメントで両者の退任タイミングがずれたことに対することに言及がなかったことが輪をかけて不信感を煽っている。
各メディアにぜひこの辺りの取材をしてほしいものだが・・・
また堀之内はTDではなくSD就任とのことだった。
自分の理解が正しいかはわからないが、フットボール本部にとって「SD=チーム強化の理念・上位思想の策定」「TD=理念・思想実現のための具体的な方針策定」みたいに捉えている。
なのでTD職は「浦和での経験」とかそういうもの一切関係なく、「客観的な評価や施策を提言できること」が何よりも重要だと思っている。
そういう意味で実力者が収まるべきだと思っていたし、堀之内には「できないんじゃないか(できるかもしれないが・・・)」という風に感じていた。
が、堀之内がSD就任ということだった。つまりTDは空席となった。
これには何か「含み」を感じる。
堀之内に新役職ではなく既存のSDを与えたことからも、TD職に誰かを据える意思はあるように思える。
ここにどういう人物を据えられるか、そこはクラブに期待したい。
koutarou
西野TD退任?
今朝のスポーツ紙2紙が出してるということはかなり確度が高い情報な気がする。
6月までに、とのことらしいが正直かなり驚いた。
もっとも土田SDの退任時にも書いたが、このタイミングで同じく勇退することも十分考えられたと思っていた。
それでも残ったということはクラブの中で色々折り合いがついているものと思ったのだが、このタイミングでこういう話になるということは元々冬の編成までというのが既定路線だったのだろうか?
少なくともフロントでバリバリに必要とされている人間が「引き抜き」のような形で去るのは、少なくとも日本ではあまり覚えがない。
もしくは本当に急転直下的に向こうから話が出て白羽の矢が立ったか。
以前どこかのインタビューで本人が「最近はチキやネイハイスとも話した。チキは「俺はシティグループだからアドバイスのようなことはできない」と言ってたけどw」みたいなコメントをしていた記憶がある。
チキが名指しで、というのは十分あり得る話なんじゃないかと思う。
今週は連戦でトレーニング公開日もなく、つまりメディア取材もない(と思う)。
明日の試合後にTD本人が取材に応じるのかは全く分からないが、かなりモヤモヤとした1週間になりそうなのは間違いない。
もちろん人にはそれぞれ事情があるし、より高い評価をしてくれる環境で仕事をしたいという気持ちはわかるし、どんなに必要としていてもクラブがその人の人生を保証できることではない。
なのでそれ自体は社会の常、仕方のないことだ。
ただ自分としてはかなりモヤモヤ、正直「はあ??」と思うだけで。
一方で、現実問題としてフットボール本部内の後任人事をどうするのかは考えないといけないだろう。
現TDはスポーツ経営学を学び、英語も堪能で、ワイスカウトなどのツールも積極導入する実行力がある人だ。
何より土田さんも含めてクラブの継続的な評価軸を取り入れ内外に指針を示してブレのない強化をしよう(し続けよう)という、浦和の歴史の中でだれ一人できなかったことを実行した人だ。
結果については各々思うところがあるだろうが、この姿勢こそが何よりも大事だと思っている。
当然「継続的」というからには人が入れ替わったからできなくなりました、というのではお話にならない。
フットボール本部、浦和レッズというクラブが今後も成長・成功に向けて走り続けるには、当然いつかはこの問題と直面するはずだった。
選手と同じで優秀な人材はいろんなところで目を引く存在だ。予想よりはだいぶ早かったが。
日本人で同じだけの働きができる人はそうそういない。
確か今期から堀之内さんがフットボール本部入りしていたはずだが、さすがに荷が重すぎるだろう。
個人的には海外から人を招聘するのが一番に思えるが・・・
できることならこの話、クラブの公式から早めに声明を出してほしい。(さすがに本人は出せないだろう・・・)
が、今までの感じからすると「ほんとに必要なこと以外は極力外に出しません」スタイルな感じだし、本決まりするまで沈黙なんだろうか。
あーモヤモヤする。
koutarou