市民病院、口腔外科にて。(口腔扁平苔癬) | 副鼻腔腺癌の診断から治療の記録

副鼻腔腺癌の診断から治療の記録

一転して下された診断から突如始まった治療の記録。
2023年4月末から6月初めにかけて28回の陽子線治療を受けました。
ここに至るまでいろいろあったけど、お世話になった全ての医院、病院、ドクターとスタッフさんには感謝の一言に尽きます。

2024年3月8日。

 

かかりつけ歯科医からの紹介状を持って、そのまま市民病院へ向かった。

予約無し、紹介状あり、の場合、紹介状受付カウンターで順番を待ち、書類をスキャンしてもらってから各専門科のフロアへ移動。

そこで診療時間が出るのだが、もちろん待ち時間は長い・・・

 

と思ったがそれほどでも無く、番号が呼ばれた。

 

 

口腔外科に入るのは、2022年10月の術前検診以来。

 

 

Dr.:「前回は手術の前にいらっしゃって・・・今回は別のことで。」

 

私:「ほっぺの粘膜がザラザラ(以下省略)、白い線が(省略・・・)」

 

Dr.「診てみましょう。」

 

口を開ける。

 

Dr.「扁平苔癬だね。」

 

私:「もう分かりますか!?」

 

Dr.:「レース状の白い線だからね。扁平苔癬で間違い無いよ。」

 

私:「組織検査の必要は無いのですか?」

 

Dr.:「怪しい箇所があればやる。これは扁平苔癬だし、悪性の所見は無いので行いません。」

 

私:「・・・。手術の後に、鼻を中心に陽子線治療を受けているのですが、その影響はありますか?」

 

Dr.:「関係無いと思います。びらんも無いし、痛くもないのであれば、アズノールでうがいするくらいかな。また来月来て下さい。」

 

耳鼻科検診も主治医が変わって月1回の診察が継続しているので、そのついでに口腔外科に寄れば良い、ということになった。

 

口腔扁平苔癬というのは難治性の炎症で、主に頬粘膜に出来るが、歯肉、舌に発症する場合もある。

原因は分からない場合がほとんど。

炎症がひどいと慢性的な痛みや、食べ物、飲み物がしみることがあるが、ステロイドを使って様子を見ることしか出来ない。

治療法は確立されていないし、完治を目指すものでも無い。

 

「ごく希に悪性化する」とされているが、ドクターは「まず心配しなくていい」とおっしゃった。

(口腔扁平苔癬の悪性化については否定的な意見もあり、よく分からないものでもあるようだ。)

 

調べてみると、好発年齢は40代、50代からで、女性に多い、と。

年齢から、更年期が関わっているだろうということは推察できるが、はっきりしないようだ。

 

年齢も性別も、当てはまるな~。

 

とにかくまたひとつ、付き合っていく症状が増えたということ。

 

うまくコントロールして生きていきたい。