かかりつけ歯科医へ、再び。(口腔扁平苔癬) | 副鼻腔腺癌の診断から治療の記録

副鼻腔腺癌の診断から治療の記録

一転して下された診断から突如始まった治療の記録。
2023年4月末から6月初めにかけて28回の陽子線治療を受けました。
ここに至るまでいろいろあったけど、お世話になった全ての医院、病院、ドクターとスタッフさんには感謝の一言に尽きます。

2024年3月8日。

 

ここまで、かかりつけの歯科医と、別の歯科医の2軒で診てもらった頬粘膜の白い線とザラザラ。

どちらの歯科医さんも、

「悪いものではない。」

「扁平苔癬でもない。」

「悪くなったらまた来て。」

という結果で一致していた。

 

私はそれでも相変わらず朝と夜、唇をべろーんとめくって問題箇所を観察していた。

 

3月8日の朝。

いつものようにべろーんをやってみたら、おや、線が増えてるではないか。

白い小さな輪っかが、手前の方に確認できた。

 

これは・・・!

 

開業時間すぐ、慌ててかかりつけ医に電話をすると、キャンセルが出たので今からならOKだと言ってくれる。

全て放り出して向かった。

 

私:「増えたんです!線が。」

 

Dr.:「これだよね・・・」

衛生士さん:「確かに前回よりは線が見えますね。」

 

Dr.:「悪性の所見は無い。でも、僕は外から診ているだけだから、最終的には組織を取らないと分からない。そこまでする必要があるかどうか・・・」

 

私:「口腔扁平苔癬というのは。」

 

Dr.:「何か診断をするのであれば、口腔扁平苔癬の疑い、ということになる。口腔外科にかかるほどとは思わないけど、気になってしょうがない、不安があるというのであれば、そうしましょう。彼らは一日中こういった症状をたくさん診ていますから、すぐに分かるかもしれません。怪しいと思えば組織検査をするでしょうし、そこまでしなくて良いという判断もあり得ます。」

 

耳鼻科が市民病院なので、こちらも市民病院の口腔外科あてに紹介状をいただいた。

 

受付:「3月の口腔外科はものすごく混んでます。こちらで予約を取るとかなり先になります。長い時間待つことになりますが、この紹介状を持って直接窓口に行くという方法もあります。」

 

私:「では今から行ってきます。」