市民病院での診察、術後約1年5ヶ月半。 | 副鼻腔腺癌の診断から治療の記録

副鼻腔腺癌の診断から治療の記録

一転して下された診断から突如始まった治療の記録。
2023年4月末から6月初めにかけて28回の陽子線治療を受けました。
ここに至るまでいろいろあったけど、お世話になった全ての医院、病院、ドクターとスタッフさんには感謝の一言に尽きます。

2024年5月13日。

 

術後、1年と5ヶ月半くらいにあたる本日。

毎月の診察のため、市民病院へ。

 

昨年11月終わりに患った風邪からの副鼻腔炎は、自覚症状も無くなった。

 

Dr.:「いかがですか?体調や症状は。」

私:「副鼻腔炎の黄色い鼻水は止まりました。ただ、乾燥のためか粘膜が切れて鼻血が出ます。垂れるほどでは無いのですが、陽子線治療の後遺症なのか、とても治りにくい。」

Dr.:「(綿棒にリンデロンをつけて塗り塗り)プロペトを塗ってみてください。」

 

その後、いつものようにスコープでの診察、そして首のリンパを触診。

 

Dr.:「見える限りは問題無いですね。来月は通常の診察と、あと7月にCTを撮ります。」

 

 

旧主治医は、頭頸部のCTとMRIをどちらも造影剤ありで3ヶ月ごとに交互に撮るポリシーだった。

そして術後1年以降は、半年毎の画像検査を予定していた。

 

しかし今の主治医は、「僕はCT派です。」ということでCTのみ。

さらに術後満2年までは3ヶ月毎に全身CT(単純+造影)を行う。

 

このジャンプアップというか、検査範囲と頻度の増加が私の頭に引っかかっていたので今日は質問してみた。

 

私:「先生。1年に4回も造影剤を入れて検査することと、被曝量が心配です。造影剤というものはこんなに頻繁に使用しても問題は無いのでしょうか?」

 

Dr.:「腎機能に問題が無いので造影剤はきちんと排出されますから問題無いです。MRIの造影剤は(ここは私は専門科では無いため説明は記載しません)今後もしも腎機能が低下するようなことがあれば造影剤無しで撮影するということも出来ます。」

 

私:「陽子線までやっておいて今更ではありますが、3ヶ月毎に全身CTを受け、今後もこういった検査を受けていくことですし被曝量も心配になります。」

 

Dr.:「CTを受けることによって健康被害が生じるということはありません。」

 

 

どちらの質問も、必要な検査であって、危険性は心配無い、もしくは極めて低いということは理解している。

Dr.の説明を聞いて、「そっか、それなら心配無いわ♪」と切り替えるわけでも無いのだが、対面で質問出来たことによって頭が整理されたように思った。

 

 

というわけで術後1年半、のはずが1年7ヶ月半のタイミングでCTと血液検査の予約が入った。

 

しかしその前に来月もう一度、毎月の診察がある。

 

 

ところで、雨の日の市民病院はパーキングがとても混む。

早めに到着しても間に合ったためしが無い。

病院って、元気じゃないと来れないな・・・と矛盾したことを考えながら、今日は広いパーキングを約30分間もくるくると運転しながら空きができるのを待った。