さて、今日はデニムのリペア。デニムのリペアはあまり得意ではないのでりご紹介してません。
おまけにリペア作業するのは私しかいないので、自分の仕事が増えるだけなんであまり紹介したくないところです。(笑)

で、今回は後ろポケット。

学校では教えてくれない!洋服業界のウラ話

財布など後ろポケットに入れる方は結構このように破けてますね。
後ろポケットは外さなければリペア出来ないので、このように小さな穴でも高くついてしまいます。

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まず周りのステッチを一度全部外してタタキ処理します。


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リペアだけして後はステッチを入れ直すだけでも良いのですけど、ポケットをよく使う方はまた同じように破けてくるかと思うので裏側にスレーキを当てて「裏付き」ポケットにして強度を高めるようにしてます。

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これが出来上がりだけど、やっぱり叩いたところが目立ってしまうなぁ。修行が足りんです。

仕事柄、ネットで全国のリペア屋さんの仕事振りを見させていただきますが、面識も何もないけど千葉のGOEMONさんが一番上手いかも知れませんね。納期も3ヶ月待ちも理解出来ます。うちなどいいところ長くても2週間程度ですから相当の量をされているんでしょうね。もっと努力しないとならんですわ。

本日のご紹介は日焼けによる色褪せ。。

エディフィスのM65ジャケット(綿100%)
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学校では教えてくれない!洋服業界のウラ話 夏の間にたたんで置いていたのでしょうか?すっかりと背中の中心が変色してしまってます。

部分的にインキング処理で済ませたいとことですが、黒って非常に難しい色で色艶が変わってしまうため全体をもう一度黒で染め直すことにしました。
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心配だった縮みも生地が結構目の詰まったものだったので、それほど極端には縮みはしませんでした。(多少は縮んでますが。)

多分、誰が見ても気づかないレベルでは仕上げることが出来ました。

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ネームとケアラベル(品質表示)もキレイに染まってます。(笑)
こういった付属部分は特に染まっても影響がないものは外さずにそのまま仕上げますが、気になる方は取り外してから染めます。(別途料金が掛かってしまいますが・・・。)

皆さま大切な服はしっかりとクローゼットにしまって、日の当る場所には置かないようにお気と付けを・・・。

今日は朝から軽いリペアと裾ステッチ入れ直しの作業。

まずは膝の中レベルリペア(3150円) 訂正 3,675円でした。
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魚眼のように見えますが、普通に撮影です。(笑)

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最近、リペアに関しては中レベルを上限にするようにしてます。
ハイレベルで受けるとコストも高くなり、ではコストが高いからこれ以上に目立たなくきれいに仕上がるかと問われればそうでもない場合もあります。ダメージの状態や色合いによって、技術ではカバーしきれないところもあるので、概ね中レベルで可能な限り仕上げるようにしてます。(気持ち的に高いコストで自分自身が仕上りに満足いかないとき申し訳なく、毎度それで悩んでしまうんですよ。)


シングルからチェーンへのテッチ入れ直し。
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ジーンズショップで購入してその場で裾上げをして穿いていたそうです。
入れ直しに当って、この状態のままのステッチ幅(13mm)では入れ直してもそれほど良くはならないのでこういった時は現在のステッチ針跡を重視して3mm程度裾を上げるようにしています。


学校では教えてくれない!洋服業界のウラ話

撮影環境が違って色が全く別物に見えてしまってますが、ステッチ幅10mmで仕上げてます。
糸色はLeeでしたので、ポケットなど他の部分に使われているイエロー系20番糸です。
これからまた新たなアタリも出てきますので、すでにシングルで裾上げされた方もこのように仕上げ直しますので、ご相談下さい。(料金は普通の裾上げに+525円です。)