さて、今日はジーンズの裾「出し」
足の長さが規格外に長い方や裾上げにちょっと失敗した方より裾を長くして欲しいとのご依頼も少なくアリマセン。
切ってしまったもの、そう おいそれと長くは出来ないのですが、2cm程度であれば何とか出すことも出来ないことはありません。

方法は元のステッチを解いて出すのですが、一般的なジーンズの裾で10mm程度の裾ステッチの場合、縫代として25mm前後付けてあります。この裾ステッチを解き、わずかな縫代を使って別生地を接ぎ合わせて出していきます。


いつも既成の長さでは短くて裾伸ばしをご依頼いただくFさま。今回は3本まとめての裾出し。
短くてお気の毒ですが、足が長くてうらやましいです。私なんぞ、裾をカットしたらカットした生地で短パンまでは作れないかも知れませんが、ビキニパンツは確実に作れそうです。

学校では教えてくれない!洋服業界のウラ話


手前1本はワンウォッシュなので、アタリも出ていなく目立たなく出せてますが、2本は加工モノのためアタリが見えてしまってます。Fさまはこれも「味」と理解していただいておりますので良いですが、こればかりはなくすことは出来ません。
ヒステリックグラマーのリメイク物でわざとこういった加工の商品もあるのでこれはこれでいいのかな?

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裏部分はこうなってます。
出来るだけ伸ばすため、裏側に接ぎ線が表に出て来ないようにキモチ控えて付き合わせて縫い、そのあと普通の裾上げのように三つ折でステッチを掛けてます。

料金はステッチ仕様により3,150円~です。
全国の「あとちょっとだけ長くし隊」の皆さまはこういう伸ばし方もあるのでご参考に・・・。

タバニティ ソーのウエスト出し。


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出し幅はシルエットが崩れない限度の3cm。


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今回はウエストベルトがカーブしているので、脇とかでは出せず後ろ中心に似たようなデニムを接ぎ合わせて出してます。
こういったデザイン性の高いモデルは見た目以上に手間が掛かっちゃいます。
後ろの斜めについているベルトループのカンヌキがちょうど接ぎ合わせ部分の縫代の厚い部分と重なって、ミシンが壊れるかと思った。








お約束の「ボタンホール」のリペア本日仕上げたのでご紹介。
だけど、リペアをしたのがSAMURAIの21ozデニム・・・。厚すぎてあまりキレイに仕上がらなかったかも・・・。

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うひょぉ~、糸が切れて花開いてマス。これだと手でまつるにはダメージが大き過ぎ・・・。

そこで、まずはミシンでテキトーに荒めにリペア
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これをボタンホールミシンで仕上げ。
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そして出来上がり・・・。
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この方法はトップボタンのホールだけです。フライ部分も同じようにリペアも出来るのですが、一度フライを外してからでないと出来ないので高くなってしまいますんで・・。
 このリペアで2,100円で、フライの中のホールやダメージが比較的軽症の時はミシンだけでリペアしますので525円からになってます。