春休み…いつもならば千葉の夫実家に行って、嫁業務、孫業務に勤しむところ。
しかし、今はきっと県内から出るべきじゃ無いわ。
人口に対しての感染者数が全国3位になってしまった我が県。
ラーメン消費量以外でトップ3に入ったの初めて見た!ヒューヒュー!おめでとー!(ヤケクソ)
なので、県内独自の緊急事態宣言もでてる状態。
ここで困るのがチビの通院だわ。
難病児ゆえ、専門医のいる隣の県に通院してるんだけどさぁ、それもできなくなってとうとう電話診療になっちゃった。
当然いつもの検査はできない。
でも、毎日の投薬や備品は必要不可欠。
とにかく処方箋を出してもらうしかないのよね。
病気を抱えてる方々には何とも辛い事態。
嗚呼、コロナはもう災害なんだわ!
本当に病院も調剤薬局も機能しなくなった時、どうしたらいいのか。怖いわぁ。
地元でも人混みのあるスーパーにさえ、できるだけ行きたくない。
もともと引きこもり気質のあたいは、1週間くらい平気で籠城できる…むしろそうしたい。
でも子供はそうもいかないわ。
暇すぎて無駄な動き多いのよぉ。
いろんなとこによじ登ったり飛んだり跳ねたり狭い中で走り回ってアザ作ったり…。
「やめてー!」っていえば、今度は退屈そうに動画見つつハナクソほじりすぎて鼻血ブシャーってだしてる。
この鼻血マンをなんとかしようと、気の知れた友人の子を預かったり逆に預けたり、
お弁当びらきや手巻き寿司やたこ焼きパーティーして、出来るだけ子供達が楽しめるように努力してたんだけどねぇ…。
先日とうとうチビが「旅に出たい。温泉に行きたい。」と念仏を唱えるようになってしまったわ。
そりゃ春休みに一度くらいおかあも温泉いきたいよ。
というわけで考えた挙句、人混みのなさそうな雪の残る地元は肘折温泉に行ってまいりましたわ。
若い人や子供はあまりこないこの温泉地。
平日は街ゆく人がいない!
てか全然いない…マジかよ。
今はオフシーズンで朝市もイベントも皆無だけどそれにしてもいなすぎ。
お宿は前にも来て素敵だった大穀屋さんへ。
こじんまりとしてるけど、明るく清潔感があってとてもいい。
そしてお宿のおばちゃんが、チビがそこにいるだけで褒めちぎる。
かわいい!しっかりしてる!よく育ってる!いいお返事!賢そう!いいお名前!いい子!ハキハキしてる!このお人形なんていうの?メル?メルちゃん!いいお人形!
…ってしまいにはチビが抱いてたメル氏まで褒め出して褒めが止まらないの。
苦笑いする我が子初めて見た。
面白かったわ。
今回は空いていたのでお部屋も1番いいお部屋に案内していただけましたわ。ラッキー!!
雪解け水で川が凄い勢いで流れてる。
車の中は暑かったけど、残った雪で街はとても涼しく快適。
子供用に頂いたタオル。なにこのイヌコロ。
今までもらったタオルの中で1番かわいいわぁ。
それではかわいいタオル持っていざ源泉掛け流し風呂へ!
つか、貸切ぃ〜!
旅の間3回風呂ったんだけど、一度も他の人に合わなかったのよ。
ずっと貸切状態で夢のようだったわ。
てか、この街に人がいるのかも疑わしいほどに人に会わないの。
いいのか…悪いのか…。
昭和レトロなマッサージチェアー。
リアル「モミヤン」がいたわ。
この子、なんと現役。しかも無料!
蓋を取ったら派手なギャルいたー!
みて、この霜降りの山形牛…焼きすぎないように丹念に育てて美味しくいただきましたわ。
ちなみにこちらは朝ごはん。
山の幸を丁寧に仕込んであるわ。
そして何より米がおいしい!
オラが村の米サイコー!
朝のお散歩。
名物のだんご屋さんも冬季休業中。
2日目も観光客は誰一人歩いてなかったわ。
温泉街ごと貸切状態。
巨大雪だるまのおおくら君はちょっと汚れていたけれど、ちゃんとお顔もありましたわ。
数年前、家族で来た時はおおくら君の周りで遊ぶ子供達がいた。
でも、やはり今回はおおくら君も貸切でございます。
お土産に、道の駅で山菜を少し買ったわ。
ここも当たり前だけど人がとても少なかった。
人に会わないって、コロナ対策には本当にいい旅だったけど、
このままではあらゆるものがダメになってしまう。
どうかどうか、生き延びてくださいと願うことしかできない。
肘折温泉はお湯も最高だし、ご飯もとても美味しいのです。
5月からはお宿の前に朝市もでて楽しいわ。
コロナが終わったらぜひ山形に!膝折に来てくださいませよ!マジで頼むよ!
「りょうてにトリ」
作詞作曲 子河童
りょうてにトリ〜♪
おまたにミルーク♪
ぴぃ!ぴぃ!ぴーぴーぴー♪
お、お股にミルクだと?!
ギョッとして振り返るあたい。
そのまんまだった…。
心が汚れたおかあちゃんでごめんなさい…。