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満月の夜を思い出す。



満月の夜に行われた「月光会-Lunar Society」

編集を終えて改めて思うのは、なんとも不思議な空間であったということ。

共通項はヘルメ、ただ1人であったこの状況で、時間が流れるとともに場が一つになって行くように感じた。
それぞれのフィールドで動き続ける同世代の人達。
決して関係性を持つ事はなかったかもしれない人々がそれぞれの存在を認め合い、言葉を交わし合う。

深く、ゆったりとした時間だった。


また、満月の夜に会おう。


ーThe Lunar Society
1770年。スコットランド、エディンバラで月に一回、満月の夜に行われた会合の名称。
プリーストリー(酸素発見者)、ワット、エンジン(蒸気機関の発見者)、ボールトン(製作者)、ハーシェル卿(天文学者)などが常連であった。この会の中心的存在はエラズマス・ダーウィン。進化論であるチャールス・ダーウィンの祖父である。

流れに身を任せて

将来どうするのか。
肩書きや、経歴、名前さえ取り去った後に残る自分をゆっくり見つめる時が来た。

だから、一回見つめてみたい。

先日まで、仙台に帰って居ました。帰っていたというのは地元が仙台になったということです。

もう10年くらい前になるかな。

仙台に住んでた。
まず、ここから話を初めようと思う。生まれてから福島ー帯広と動き、仙台が俺の記憶のはじめ。

自然に囲まれ、虫と遊んで、山に登って、本当に伸び伸び生きてたと思う。

そして、中学一年の夏、東京へ引っ越した。最初はしんどかった。めっちゃしんどかった。

人も環境も慣れなかった。


でも、色んな人や出来事に出会い、今は東京も大事な場所になったよ。


そして、このタイミングで仙台にもう一度戻る機会を与えられた。


仙台で、ほんの一通のメールだけで、懐かしい人達が集まってくれた。俺にもう居場所なんかないと思っていたから、心から嬉しかった。

大事に想っててよかったと思った。
時間を想いが超えた瞬間だった。想いは風化しない。

嬉しいね。大事にしていることがこうやって現れることは。

$To the future…



戻った実家は、時間の経過で色々外はぼろぼろにはなっていたけれど、玄関を開ける音から、部屋の空気、昔の俺の部屋も「変わらない」ままだった。

To the future…

昔の記憶を辿って、今の自分がここに居る事が不思議だったよ。


そして、見て来た。
しっかり目に焼き付けて来た。

変わり果てた航大機。
背の高さ以上まで残る津波の痕。

この現実をしっかり受け止めた。
受け入れるには少し時間がかかりそうだけどね。

うん。
滞在中に感じた事は、また別の機会に書こうと思う。
映像と共にね。


あっと言う間の滞在で、東京へ父の運転で戻った。


そして昨夜、TETSU-LAWさん主催のパーティ行って来た。
周りは自分より年上の人ばかり。
でも、みんな目がキラキラしてたよ。

To the future…


10年後の俺らを見ているようで、こうなっていたい。
この先へのビジョンがはっきりとイメージできるようになったよ。

「おとな」という今までの俺の価値観が壊された。

そして受け取る言葉一つ一つが厳しくも優しかった。
心に響く言葉ばかりだった。

大きな大きな出会いの連続だったよ。

今日も友達に会ってくる。
人と会い、自分という人間を確かめる。




なんかね、大きな流れに乗る気持ちで今はいるんだ。
流れには逆らえないから。

流れを決めるのは

時代か、環境か、家族か、仲間か、自分の心か。わからない。

でもどれにも嘘はつかず、流れるまま、感じるまま進むべきを進みたいと今は思うんだ。


25歳になるまで、俺は空を飛ぶ事は諦めるつもりはない。

立ち止まるのではなく、今は流れに身を任せ、また自分で漕いで行こうと思う。


To the future…

27日7時間43.2分

矛盾に満ち満ちた自分。それをでも受け止めてくれる、言葉をくれる、 心を引っぱりだしてくれる。みんなでつくったあの場は、鋭さと暖かさを持った不思議な空間だった。ありがとう

あれもしたい、これもしたい、どれもしたい。
ああなりたい、こうなりたい。

描く自分の理想と、それを阻む自分自身。

でも、伝えたい。
心からの言葉を伝えたい。
だから考える

恐る恐る放った言葉は、しっかり受け止め、入れられる。

正確に伝わったかは関係なく、ただその行為自体が、なんとも心地が良かった。



交わされる愛を持った鋭い言葉たち。

そして包み込む暖かさ。



整理なんかできない。
分からない。

でも、気持ちがいま、最高に満たされてる。






また、満月の日に。