皆さん、こんにちは！
伊藤敬佑です。
先日、伊豆修善寺にある
「柳生の庄」という
旅館に行って参りました。
名湯修善寺温泉に、ひっそりと
佇む竹林に囲まれた
伝統の隠れ湯宿です。
こちらについては、後日
詳しく紹介しますね。
今日は、その道中で訪れた
とある料亭を紹介したいと思います。
“きじ肉”って食べたことありますか？
鶏肉を連想される方が
多いと思うのですが、
きじ肉は、鶏肉の比じゃないくらい
濃厚であっさりした、コクのある
激ウマ肉なのです！
今日は、そんなきじ肉を美味しくいただける
河口湖にある「きじ亭」にお邪魔したので、
そちらのレポートをします！
キジは日本国内でも
歴史のある食用鳥です。
なんとその歴史は、
平安時代にまで遡り、
“日本最古のジビエ”
とも言われています。
ジビエの定義は、
原則として狩猟によって
野生動物を得て食する
というものですから、
ふ化から生産して流通させるしくみなど
なかった平安時代には、
間違いなく『ジビエ』でした。
そうなるとキジは、
日本国内のジビエの中でも
草分け的な存在と言えるのでは
ないでしょうか。
ジビエと聞くと、クセのあるイメージを
持たれる方も多いですが、
キジは鶏のむね肉にも通じる
脂質の少なさと味の淡白さが
特徴です。
クセがなく、一般にジビエと呼ばれる
鳥類の中ではきわめて
あっさりと食べやすい食材で、
栄養成分も鶏ささみとほぼ同等の
きわめてヘルシーな肉と言えます。
さぁ！ここからは料理の紹介です！
まずは、富士の溶岩プレートで焼く、
きじ肉の石焼です！
富士山麓ならではアイデアの
溶岩プレート。
遠赤外線で焼くきじ肉は、
旨みがよりいっそう凝縮され
最高の状態でいただくことができます。
まずは、きじ肉・レバー・ハツ・玉葱・もやし・かぼちゃ
がのせられた皿が来ます。
感じの良い女将さんに
焼き方の説明を色々と受け、
最初は女将さんが焼いてくれます。
溶岩プレートで焼くキジ肉は
下から5ミリほど色が着いたくらいが
片面が焼き上がる目安らしく、
白くなったらひっくり返して
10秒ほどもう片面を焼いたら
レアでいただくことができます。
タレを付け早速パクっと！
おぉ！！！！うまい！！！
きじ肉の脂と香ばしい香りが
口いっぱいに広がって、
レアな感じがちょうどいい！
そして、キジ肉の脂と旨味が
染みている溶岩プレートで
焼く野菜も最高美味い！
レバーやハツもレア位が
結構美味しかったです。
また、きじ鍋も圧巻。
きじの量はさすがに少なめですが、
きじのお出汁がたっぷりと。
そしてなんと！山梨名物ほうとうも
入っているんです！
きじのお出汁を吸ったほうとうは
絶品です。
上に乗っている、もろこし餅も
もろこしの甘みと相まって、
幸せな気分です。
なんと言っても、きじの刺身。
きじのささみ肉は、
１頭から20gしか取れないと
言われているほど希少部位なんです。
ねっとりとした舌触りに、濃い旨み。
鶏の刺身と味は似ていますが、
その水分を抜いて
旨みを濃厚にした感じでした。
そして、シメの炊き込みご飯。
きじ肉の出汁と旨味が
ぎっしりと詰まった一杯。
シメにはちょうどよい味の濃さ。
これまた、鶏肉とは違った味わいが
楽しめます。
あまり、世の中に流通していない
希少食材「きじ肉」。
ジビエの常識を覆すほどの
きじ肉の旨さとコク。
都内から車で2時間ほどで行けるので、
気になる方はお休みの日に
ぜひ訪れてみてください！
貸し切りの場合もあるので、
予約必須です！
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