毎月1冊の課題本からインスパイアされたことをエッセイに書くオンラインサロン、
『ふみサロ』に参加しています。
今月の課題本は、
「騙し絵の牙」(塩田武士著)です。
【エッセイはここから】
先日、私は西陣の織元「桝屋髙尾」さんで工房見学と織体験をしてきました。
うちの会社にも昔は工場があったのですが、今は規模も縮小し、出機(でばた)さんといって他で織ってもらっています。
「桝屋髙尾」さんの現在の当主は4代目となる髙尾朱子さんです。
私とほぼ同じ年齢で、1度は一般企業へ就職されたそうですが、30歳を前に家業に入られ、織屋のいろはを学ばれたとのこと。
同じく西陣の織屋の娘として生まれ育った私は、並々ならぬ親近感を覚え、お会いすることを楽しみにしてきました。
それなのに、当日、私は方向音痴を発動し、googleマップ片手に西陣をぐるぐるとさまよい、予定時刻に30分近くも遅れてしまいました🤣
なんという失態!!
素敵なお着物姿の朱子社長と工場長の後藤さん(30代?の女性)に迎えていただき、西陣織について、
そして「桝屋髙尾」さんの特徴である、美しい『ねん金糸』について丁寧にご説明いただきました。
そして、いよいよ工場の中へ...
1階は機械織機、2階は手織機が並んでおり、機を織る音と、機械なのか、糸なのか...
なんとも言えない懐かしい香りに、私は子供の頃の記憶を呼び覚まされ、胸が一杯になりました。
ベテランの方から20代の女性まで、職人さん方から直接ご説明を受け、製作中の作品も見せていただきました。
そして本日のメインイベント、いよいよ織体験です!
織屋の娘として生まれ育った私ですが、これまで機を織ったことは1度もなかったのです。
手織機の前に腰かけ、右から左、また左から右へ、杼(ひ)に巻かれた緯(よこ)糸を経(たて)糸の間に通しては
足でペダルを踏み、経(たて)糸を上下入れ替え、筬(おさ)を手前に引きます。
これを繰り返すことにより、1目1目織物は出来ていくのですー
私がこの日の経験を通して心が震えるような喜びを覚え、『西陣織』への愛がますます深まったことは
言うまでもありません。
【ここまで】

実際に織ったパーツを使って、スマホケ-スを作っていただきました
↓

❤️「桝屋髙尾」さんでの工房見学と織体験はこちらから↓



