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無事にコストコに到着し、駐車も難なくいけてしまった。

ホッとした。

祝日前夜のコストコは夜と言えどまあまあ混んでいる。


店内に入るやブラックフライデーセールを開催していることを知る。

買うものはいつもだいたい決まっているので事前に調べることはしないが、夫もいないしゆっくり見ることにした。


欲しいなと思っていたジョセフジョセフのまな板がある。ネットで見ていたが実物はかなり小さくて断念。またもやネットで見ていたイワキの耐熱ボウルも激安ではないか。しかし持ってみるとかなり重たく断念。






欲しいと見ていたものがコストコで出会えるとはラッキーだった。(見送ったが)


そんなこんなで買い物をしていたら夫からLINE。

「今仕事が終わった。駐車場に着いたら連絡ください。駐車と荷物運びは任せて」

と。


おやおや?と思いつつ返事はしないで買い物を続ける。

この日は初めて見る商品が多くてウキウキ。


食品売場もゆっくり見る。

夫には食事の用意をしてきたのだ。

ゆっくりしたって何の問題もないのだ。


ひとしきり買いたいものを買った。

バターはコストコが安くて気に入っていたけど、随分値上がりした上に3個パックが2個パックになっていた。


夫にLINEの返事もせず帰り道を運転する。

道は空いていて順調に帰宅。夜間運転をやり遂げた。


駐車の前に先にトランクから荷物を取り出していたら

「知ってるんだよ!帰ってきたって知ってるんだよ!」


と笑いながら登場する不審者約一名。


驚いたような気もするし、やはりそうかとも思う夫の登場である。

我がレコモン(レコードモンツァ)搭載のエンジン音を聞きつけて帰宅したのを察知して駐車場に来たのだろう。


自分でできるのに夫はとにかく過保護。荷物をおろしてさっと車に乗り込み駐車してくれた。


帰宅してリビングに入るとテレビがミュートされていた。

夫はエンジン音を聞き流すまいとテレビの音を消してソワソワとLINEの返事もよこさない妻の帰宅を辛抱強く待っていたようだ。


「あー窮屈」


そうお礼を言ってご飯を一緒に食べた。

用意して買い物に行ったのに「君と食べたいんだ」と待っていた夫。


「あー窮屈」

そうお礼を言ってともに食べた。

テレビはミュートのままである。



にゃおす🐈

ケビ子