幼稚園と療育 | しららさんちの日常

しららさんちの日常

ミニチュアダックスそら(2021年死去)とトイプードルのアクア(2023年死去)、猫の清麿(2014年死去)と小雪、2012年に618gの超低出生体重児で生まれた子供との日常の記録

昨年から療育に行くという流れになった、みぃさん。
(療育が混んでるので、実際行けるようになったのは今年の5月からですが)。

それまでは、家でいくら色々とやらせてても、幼稚園は遅れてるとみなすと、出来ないことを上げて「やってください!」と言ってきていました。
(※昨年のそんなやりとりは記事参考。1つではないので、リンクはしないけど…)

身体的に、そして修正月齢(医者がなんといおうと、3歳4歳では実際には、まだやっぱり生後よりも発達度合いがしっくりきます!)的にも、他の3月生まれと比べられても、出来なくておかしくないんだけどね~。
散々書いた気がするけど、
大目にみてはくれませんでした。

ちなみに、かなり言われたハサミ。
(※注:小学校1年でもハサミは出来ない子がいるのに…と元小学校教諭と学童指導員の談。なので、3歳で出来なくても本当は全然気にする必要はないので、しつこく言われる筋合いなんぞ、本当はないっ‼)

言われて家でもやってみたものの、当時は進展がなかった。手を切りそうだわ、説明しても響かない感じで、やめました。
ところが、4歳半の現在は、一人でチョキチョキしておりますよ。
しかも、手を切りそうという感じがなくなって、目も離せる安定感をみせてます。
曲線や○も(まぁ少し歪でギザギザだけど)、教えた次の次の機会には、一人で勝手に切れるようになってましたの。
見せにきて…びっくりしたけど、嬉しかった~。

オムツ外れと同じで、これだって、手の神経というかシナプスというか…身体的な段階が来たら、そんなに苦労しないでも出来るんじゃないかと思います。
それを…まだな子にいくらさせても、無理だったんだということなんじゃないかなと思うんだよね~。

お箸も最近自ら持とうとするようになりましたし、まだ掴めないけども持ち方の形はたいぶ近くなっています。
最近、実はもう逆に、まだスプーンでも別にいいのよねー(年長になったらやらせようと)と諦めて、特にやれと言った覚えはありません。
自主的に「ママ、こうでしょ?」とやってみせるようになったのですよ。
単に、手の、時が来たんだと思うの、ハサミと同じように。

この成長に、療育本当はあんまり関係ないわけです(前記事参照)。
しかし、療育に行かせてからは幼稚園からは全く何も特にやらせろとは言われなくなりました。
えぇ、言ってこないんですよ。
やれることは全てやってるなとみなすんでしょうねー。

チッ…何がだ。
実際に行かせて実質(前記事参照)がわかったら、余計になにがだよと思う(-""-;)
幼稚園の認識なんてそんなものですよ、えぇ。

療育についてわかってるわけではないし、そして本当に療育が必要な子どもなのかなんて、
少なくともうちの幼稚園にはわかってないと思いますねー。
幼稚園の基準=医学的に問題のない発達の範囲、ではないんですけどね~。

ただ、療育行かせたら、特別になにか変わったわけでもないのに、何も言われなくなったと、学童の指導員や教員経験者の身内にこれをこぼしたところ、
指導する側の方の意見としては、
診断がつかないままでいる場合、
教える側としては、指導力不足を感じて責められてる気がするんですって。
診断がつくと、自分のせいではないと気が楽になるんだそうな。

…わからなくはないわよ。
言わなくなった理由としては。
でもね、
その出来ないことで指導力不足を感じる範囲って、幼稚園の幼稚園基準での出来ないであって、
本来の発達許容範囲基準で考えてはいないですよねー?

明らかに療育が必要という子もいるのは事実だ。
でもねー…

来たら、なにかしら診断をつけなくてはならない…と、小児科の先生の誰か(複数かもしれない)が言ってたのよねー。

それと、
これ、前にブログでなんか書いた気もするエピソードですが、
3月とかの早生まれの子がよく幼稚園に言われて発達外来に来るという話もきいたー。

早生まれには、4月の子には当たり前に1年近くも許されてる発達の誤差範囲の遅れは許されないんでしょうか?…だよねー。
療育を進める前に、学年という枠で見ずに見て、評価基準のおかしさにちょっと気がついてほしいー‼

…ですよね~?

だいたい、大人になったら1年2年の誤差程度何でもないことなのに。
赤ちゃんの頃を思えば、生まれたばかりと立って歩いてる子ぐらいの差があるのに、その差、まだまだそんなには縮んでないよーと、言いたくなる未就学児達。
未就学児は、1学年ではなく、2学年ぐらいを許容範囲で見ようよと思う…。

うちの娘の場合、本当は大丈夫なのに…とは言いません(言えませんが)が、
こんな感じで、本来発達許容範囲の子にまで療育や病院へにいかせ、
方々で幼稚園が、発達障害(遅延)児枠を不必要に広げてるという面もある気がするのよー。

それに、今までは幼稚園だからこうなのかなと思ってた、これらのことですが、
ルゥさんちのブログ記事をみると、保育園でも、ところによってはありそうなんですよねぇ…。

そして、この延長にある、この先の学校という場でもありそうなわけだよ…、この問題。

実は、人によって、全然大丈夫と言われたり、言われなかったりと、グレーゾーンをひた走っているんですよ、うちのみぃさん。
ますます来年の小学校入学を前に、色々と悩みそうです。