前置き~入園前に懸念はしてたさ~ | しららさんちの日常

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ミニチュアダックスそら(2021年死去)とトイプードルのアクア(2023年死去)、猫の清麿(2014年死去)と小雪、2012年に618gの超低出生体重児で生まれた子供との日常の記録

みぃさん。ご存知の通り幼稚園に今年入園しました。
えぇ、すったもんだあったわけだけど。
(わからなければ昨年11月の記事を参照)

すったもんだの中には書きかけで結局放置しちゃって、公開してないこともありました。
それは、結局幼稚園にいれることになった経緯の、ダンナとのすったもんだ。
今回のことを書こうとすると、そのへんのこと書かないとならないんだよね。

母親である私には、認定こども園なので、3歳からは幼稚園という場所にみぃを進級させることになることに、実は少し不安がありました。

幼稚園は文部科学省の管轄。保育園は厚生労働省の管轄。それは、皆さん知ってますよね?
結局のところ、文部科学省管轄の幼稚園は、保育ではなく、教育なんですわ。
したがって、色々と教育時間ももうけられてます。

夫は、その方がいいという考えでした。

私もそのこと自体はいいことだとは思うの。しかし、みぃにとってはどうかと考えると、不安材料にしかならなかった。
決められた時間内で色々と教育をつめこまれ、やらされても出来るんだろうかと。
ともにいることの多い母は、みぃを見た場合、そのへんかなり疑問だった。

特に、んん~⁉と思ってたのは、こうだよとやってみせてもそれを見ないこと。
保育園では大丈夫とは言われたものの、この先要求されることが高度になっていく中、このままじゃ出来ないこと、1人やらずに、あさってに意識がいっててやらないっていうかやれないというの顕著になるのではないか?と。

そして、以前からなんとなく手先を使う動作を伴うことが遅い気がしていた。
(これ、だいぶ前の0歳の時から記事にかいたことがあった気がするよ)
出来るようになる時期もそうだし、動きの遅さもどっちも。
手先の筋力が若干弱い気もしてた。

なので、幼稚園の面接のあと、私は悩んだわけです。
これは、本当は保育園の方がいいということなんじゃないかと。

でも、夫は全く聞く耳もたず。
「医者は大丈夫っていってるじゃないか❗」
「そもそも今年からはこども園児の入園を決めるのは市だ!入れないなら、市に言ってやる‼」と激昂。
キレて、家のものを破壊する寸前の状態。
というか、確か何か投げたんだよな…。

キレてモノにあたるタイプなのよー。壁に穴開けたし、色々…。
普段ケチケチタイプなのに、直したり買い換えるには、洒落にならない金額のものを次々破壊しやがるんだわ~(`_´メ)
思い出すと頭くるわー。頻繁だった術前。術前で不安定なのはお前の比じゃないよ。荒れまくって当然じゃないわーっ。しかもしんどかったのに、後始末(片付けだけでなく、換えを買ってくるとか直すとかも含む)は毎度毎度全て私。
待ったこともあるけど、いつまでたってもやりゃしないの。
一生忘れないーっ(#`皿´)

あ、脱線しちゃった。
しかもとうとう暴露しちゃった。
流れで何度書き直してもこれを書かずにいられそうもなかったから、実はダンナとのすったもんだをUPしなかったのもあったんだよね~f(^^;

話を元に戻します。

私も気持ちはわかる。でもなぁ…と思うところはあった。

発達に問題がありそうな子は、今の園長になってからは面接で弾いていたと思われる幼稚園に入れるのは私は結構不安だった。

しかし、その不安は、あの時点では懸念はあったけど、そうなるよとの断言出来るまではできなかった。
保育園は大丈夫だと言ってくれてたし、実際あの時点では確かにそんなに目立つほどのなにかを引き起こしてはいなかった。

なので、聞く耳持たず状態の夫に、
いや幼稚園ではなく保育園にいかせようよと言ったところで、納得させられるだけの根拠はあの時の私にはなかった。
(市に言う!と息巻いてる夫を止めてなだめるだけの説得でもう精一杯(--;))

そして、もちろん、心配し懸念はしてたものの、大丈夫だと思っていたい気持ちは私にも当然あった。

それに、幼稚園はとても家から近い。駅からも普段より通り一本向こうを通るだけという立地。
しかも、姪のてんこも通っている。
私に何かあって送り迎えを全面的に頼まなくてはならなくなっても、行く人への負担は少ない。
(えぇ、幼稚園の面接は私の退院翌日でしたので、余計に身に染みてた時でしたのでね。)

だいたい、そもそも何かありそうな子の入園をなんとか拒みたいという幼稚園側の思惑は、今年から市の援助を受けてこども園を運営していこうとするなら、
今後の見通しの甘いよ、それも視野に入れてないとダメだろう~というのもあることも否めなかった。

今年入園の子、つまりみぃの学年までは、まだ幼稚園の基準と意向ですべての子の入園を決められる状態ではあったろう。
(ただし、今年だって、こども園児を希望してお断りされたことを市に言えば、アウトで大問題になった状態ではあったんだけど)
保育園もこども園の意向に添って入園した最後の学年だったから。

でも、
私立幼稚園の団体は頑張っている(と今年度の説明会の時に言ってた)そうなんだが、
先例のうちの市の自主学童保育所の行方を考えれば、残念ながらずっと入園基準に自主制を保てるとは考えにくい。

今年度から付属の保育園は、すでに市の認可基準によって入園が決められていて、幼稚園の意向では入園は決めらなくなっている。

うちは結局、市に言うことはなかったが、
来年以降の保護者が黙っているとも限らない。
うちの一件で夫が市に言う!と怒ってるのをなだめてるとは伝えたので、園長もそうなったときの危険性について自覚はしたみたいだが。
(それまで考えてなかったっぽいし、あの話し合いの諸々で、これでこれでは、これから色々起きるであろう市との交渉、この園長で大丈夫かしら…?とも思ったよ)。

市の助成のもとで認定こども園を続けようとする限り、点数制で入園を決定する市との兼ね合いで、
幼稚園でも、早晩、幼稚園の基準にみたない子を受け入れなくてはならなくなるだろうからなぁと思ったのは思ったの。

とはいえ、もちろんうちのちびをその最初の一石にしたかったわけではない。
出来れば、そうはならないでほしいと思ってたわよ…。

しかし、入園から5ヶ月過ぎた今月14日。
懸念が現実になってたことをはっきりと知ることになったのでした。

※長くなるので、次回に続きます。