ドラセナ=マッサンギアナ | 行動援護人晃介の希有でありふれたマイライフ

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今から1ヶ月半くらい前、ドラセナ=マッサンギアナという観葉植物の鉢の植え替えを行った。いわゆる「幸福の木」ってヤツだ。もう30年以上も一緒に暮らしている。

ネット情報によればドラセナは比較的長く生きる観葉植物だがさすがに30年以上はめずらしいようだ。しかもオレはほとんど手入れらしいことをしていない。毎朝欠かさずおちょこに一杯の水をやり、たま〜に葉っぱのホコリを拭いてやり枯れたら切り取ってやる程度だ。

それで買った当時1メートルほどの高さだったのが今ではオレの身長を越えている。だから鉢ももはや小さ過ぎて見た目のバランスも非常によくなかった。

それだけじゃない。鉢が小さいということは土も少なく伸びた根っこの行き場がなくて広がれない。ということはヒョロリと伸びた幹、てっぺん中央から次々と生まれて来る葉っぱの重さを充分に支えることが出来ないというわけだ。それで遅まきながら植え替えをしたという次第。

新しい鉢やら土やらを買いに行った店の人に一応そういった事情を話すと「そのままにしておいても心配だし、植え替えをしても心配」「それって言ってみれば大手術ですよ」と言われた。なるほど、たとえ植え替えても再び水分・養分をちゃんと吸って根付いてくれるかどうか保証はないということらしい。

しかしやっぱりここはやるしかない!でしょ。

そして決行直前…。新しい土や前のより大きい鉢は買って来たが土を掘る道具がないのに気がついた。マヌケだね〜。仕方なく手でやった。さすがに根は内巻きになっていて土をガッツリつかんでいた。根がボロボロにならないように気をつけながら時間をかけた手術となった。

細い幹を左手で持ち上げ葉っぱの重みに耐えながら右手一本での一人作業。根に絡む古い土をほぐし取り、ハサミで慎重に根の先っぽを切り揃え、新しい鉢に差し込んでまわりに新しい土を入れてしっかり固め、最初は鉢の受け皿に漏れ出るほどジャブジャブと水をやって何とか終了。

…と思ったが、やはり幹が細く真っすぐではないので何とも頼りなく、葉っぱの重みに果たして耐えられるのか心配になる。そこで下のほうの葉っぱを数枚切り落とし、さらに幹の下のほうに3本ほど斜めに支柱を当てがった。

それから1ヶ月半、ウチのドラセナは枯れることなくしっかり生きている。何とか根付いてくれたのだろうか。てっぺんから新しい葉っぱも生まれて来ている。現在全部で30数枚か…。

せっかく今まで30年以上一緒に暮らして来た相棒だ。そう簡単に死なせてたまるか!…だね。


ね、幹ヒョロヒョロでしょ?