あしたを、夢という名の色に。 -2ページ目

名前を知らない花が咲いていた。

 

 

 

白い花が咲いていた。

小さめの木にたくさん咲いていた。

あの花の名前はなんていうの?

 

と聞いたら、

なんとかベリーという花らしい。

名前が長くて、覚えられなかったから、

そのうち、花の写真を撮ってからまた聞かなくちゃ、

と思っていたのに、

昨日の雨の、前に、散っていた。










心の中の、すっと空いた隙間の時間になると、いつも、

「幸せ、って、なんだろう」

と、何度も何度も心の中で転がしている。

転がしたからって、

ペットの餌やりみたく、

コロン、って答えが出てくる訳でもないけれど、

そうして、

またちょっとため息が、ででしまう。










白い花は、また来年咲くよね。

たぶんね。

誰に聞く訳でもなく、心の中で尋ねてから。

散ってしまった花びらが、

少し肌寒い風に揺らされてるのを眺めている。










花が咲いていると、名前が知りたくなる。

どうしてかな。

知らなくてもいいし、

花にしてみれば私に知られなくてもいいし、

知っていようと、知らないでいようと、

花は、

ただ咲いている。

命を繋ぐために。




























人気ブログランキングへ

にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ
にほんブログ村
>