激減(げきげん)
日本の現在の出生率は、1.4程度です。このままでは、我が国の人口が、激減(げきげん)していくことが明らかになっています。
具体的には、現在1億3000万人の人口は、2050年には8800万人、2100年には何と4400万人。今後30年で見ると、我が国の人口は4000万人以上激減。
その先は言うまでも無く、凄まじい勢いで減少します。
日本国の未来を俯瞰すると、急がれる緊急課題は、人口が激減（げきげん）していく今の状況から、如何に脱け出すかでしょう。激(げき)は、激しく打ち当たる、変化が著しく急激であること。また、減（げん）は、量が少なくなる、減らす等の意味。すなわち、激減（げきげん）とは、猛烈な速さで減少していく状態。大袈裟ではなく、現在の人口減少に歯止めをかける有効策を見出さなければ、日本は、国家存亡の危機に直面することになります。
日本の未来を展望すると、例えば外国人労働者などの活用による労働者不足への備え等、付け焼き刃的な対策は、ヨーロッパ諸国の移民政策の失敗からも分かるように、文化摩擦などを背景に治安面などで種々問題を引き起こす事が懸念されます。
まずは、“子供を産み･育てやすい環境づくり“を政治課題として、充分な予算措置を講ずるなど重点的に取り組むことが肝要でしょう。
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