僥倖(ぎょうこう) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

照れチョキ 僥倖(ぎょうこう)

 人には、思いもしなかった、僥倖(ぎょうこう)に巡り会うことがあります。

 

 かって、仕事の壁にぶつかっていた時の事。外部への出向の話が二回ありました。

 一度目は、今の立場でどう頑張ったら良いのか悩んでいたとき。

 二度目は、今のままでは自分は潰れてしまうと悩んでいたとき。

 

 いずれの時も、それを乗り越えた結果、人生の転機となる僥倖(ぎょうこう)に導かれました。僥(ぎょう)とは、願うこと、望むこと。倖(こう)とは、幸せ、思いがけない幸せのこと。僥(ぎょう)と倖(こう)という二つの文字には、にん偏という共通項があります。人との関わりを意味する文字。すなわち、“僥倖“とは、実は人との関わりの中で、思いもかけず、巡り会った幸せの事ではないでしょうか。

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 同じ人生でも、自分は運が良いと感じている人と、自分は運が悪いと感じている人が居る。それは、心の持ち方。前向きに捉えれば、立ちはだかる苦境も、未来への扉になる。

 

 

*よろしければ、此方もご覧下さい。