今日は、贅沢(ぜいたく)という言葉です。
さまざまなシガラミに思い煩うことのない時間。なんと贅沢(ぜいたく)なんだろうと思います。自分の時間を、自分だけのために使うことができる贅沢。他から煩わされることのない、自分だけの時間。物質的に如何に満たされているかというより、精神的に満たされている事の方が、遙かに贅沢ではないでしょうか。
さて、贅沢(ぜいたく)ですが、贅(ぜい)の意味は意外なことに、あまり良い意味ではないようです。役に立たない余計なもの、おごり、きまま、見栄etc.といった具合です。次に、沢(たく)は、うるおう、うるわす、恵むetc.といった意味です。すなわち、贅沢(ぜいたく)は、必要以上に富んでいる状態を指すようです。
私自身は、物欲はあまり強くない方で、あれが欲しい、これが欲しい、という事は殆どありません。分相応で充分だと思っています。それよりも、やはり心です。充足感とか充実感とか、心が如何に満たされているかを大切にしたいと思います。