今日は、修復(しゅうふく)という言葉です。
いろいろな不具合を修復(しゅうふく)する場面は、日常、よくあることです。最近では、玄関を入った天井の壁紙が梅雨の湿気から浮き上がってきたものを、日曜大工で何とか修復。別の次元の話では、親子けんか、すごく疲れるんですが、これも何とか修復。いろいろ修復に至る過程は結構大変です。
さて、修復(しゅうふく)ですが、修(しゅう)とは、精神を収め整える、なおす、つくろう、飾り付けるetc.の意味です。また、復(ふく)は、元の位置や状態に戻る、行った道を戻る、仕返しをする、繰り返すetc.の意味があります。すなわち、修復(しゅうふく)とは、心を静め平静を取り戻すこと、さらには傷ついたところを繕い元の状態に戻る、そんな意味になるのでしょう。
修復(しゅうふく)が終わるまでは、なんとも憂鬱な時間が続きますが、修復できた後は、台風一過のような晴天。人の心がつくる幻影は、現実を過大な暗雲で覆うことがありますが、そんな大きな暗雲に幻惑されないように行きましょう。