良心(りょうしん) | 二文字熟語

二文字熟語

漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

心心

 今日は、良心(りょうしん)という言葉です。


 私が最近、定期購読を始めた月刊誌「WILL」の新春特大号に、元朝日新聞のベテラン記者・長谷川ひろし氏が執筆した「崩壊 朝日新聞」という告発本の要約が紹介されていました。朝日新聞の社員が如何に取材に基づかないで煽動記事を書き続けてきたか、大阪支社で幅を利かせている共産党所属の記者達の話、また、既に朝日を退職し日本国を貶める事に情熱を傾けていた某OBを徹底取材する等、朝日新聞のアジびら的な体質等を強く告発しています。こうした記事を読むと、日本を貶める事に全精力を注いでいる朝日新聞の中にも、良心(りょうしん)を持ち続けているマスコミ人がいる事に、安堵しているところです。朝日新聞の中には、共産党の思想にどっぷりつかった記者達も多いと書かれていますが、一方で、この長谷川氏と同じように、マスコミ人の良心をもち続け、組織内部で戦っている記者もいる事でしょう。是非、良心ある朝日新聞の記者の方々の、組織内部での戦いに期待したいと思います。


 さて、良心(りょうしん)ですが、良(りょう)には、物が優れて良い、誠にetc.の意味があります。心(しん)には、知情意の働きの総体、意識、精神、本心etc.の意味があります。即ち、良心(りょうしん)とは、真実を尊重する人間の心の働きを意味するのでしょう。真実を尊重しない人の心は、良心ではなく、悪意に満ち満ちている事でしょう。人間、良心に従って行動したいものです。


ハート日本(本州中心

 さて、今年も、あと僅かとなりました。皆様方は、この年末を如何にお過ごしでしょうか。また、新年に向けて、何を期待されているのでしょうか。ここ数年、世界の各地で戦乱の火ぶたが切っておとされ、動乱のさなかで年末を過し、動乱の中で新年を迎える人々も多い事でしょう。来年は、是が非でも、平和の光が世界各地にくまなく広がっていくような年になりますよう、期待したいものです。