激動(げきどう) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

超嬉しいッ!!はしれはしれ
 今日は、激動(げきどう)という言葉です。

 戦後70年。私は、昭和生まれですが、戦後の日本は、まさに激動(げきどう)の昭和史であったと思います。戦後の混乱期から不死鳥の如く蘇った日本。言葉でいうのは簡単ですが、その時代を乗り越えて現在に至るまでには、敗戦後の猛烈な貧困と困窮の中で、わが国を再建に導いた先人達の大変な苦労に思いを致すとき、今という平和な日本を安閑と過ごしていて良いのだろうか...という思いが沸き起こってきます。安倍総理が昨日、米国の上院・下院合同会議の場で、日本の総理として初めての演説を行いました。過去を振り返りつつも世界平和のために未来志向で日本は進んでいく・・そんな英語での40分間の演説でした。演説終了後にはスタンディングオベーションとなり、立ち上がった米国議員から満場の拍手が送られる等熱い思いの込められた素晴らしい演説でした。

 さて、激動(げきどう)ですが、激(げき)とは、激しく打ち当たる、変化が急で著しい、強くつき動かすetc.の意味です。また、動(どう)とは、じっとしていない、はたらく、普通の状態でなくなるetc.の意味です。激動(げきどう)とは、急激な変化を引き起こす力。戦後の激動期、激動する国際情勢などと使います。

太陽 昭和歩く
 今という時代は、まさに戦後の激動期の第二ステージに入っているような気がします。ある時期からか、戦後10年ごとの節目に総理大臣が談話を出すようになり、その都度、先の大戦での日本の自虐的なお詫びが繰り返されてきました。ところが、ここ数年、日本の社会が大きな変化の波に洗われています。インターネットの普及による情報拡散です。日本は敗戦により米軍の占領下にあったことは誰もが承知していたことですが、その裏で行われた日本人の愚民化政策、あるいは自虐史観の植え付け。そういった事実を示す証拠が、時間の経過とともに公開され、我々日本人の認識と歴史の真実に大きな乖離があるという事が、史実をセットで情報拡散を始めたことです。南京事件、慰安婦問題、その他日本人の自虐的意識を高めるための歴史捏造。日本人が真実に目覚め始めた、まさに戦後の第二ステージの始まり。その最初のステップが、安倍総理の米国での演説だったと感じています。