幻聴(げんちょう) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

ピラミッドふふふふふ……
 今日は、幻聴(げんちょう)という言葉です。

 実は、昨日の真夜中、熟睡していたかどうかは定かではありませんが、突然、頭の中に、××××・・と、私の名を呼ぶ母親の声が聞こえてきました。30年近く前に逝去していますので、幻聴(げんちょう)の類いか、単なる夢の中の出来事なのか分かりませんが、その時は、久しぶりに聞いた母親の声だな~などと、夢うつつの中でボンヤリと感じていたようです。私の兄弟姉妹は静岡県に居住していますので、何かの虫の知らせかもしれない等と感じてもいます。それにしても、不思議と言えば、不思議な体験でした。

 さて、幻聴(げんちょう)ですが、幻(げん)とは、まぼろし、実在しないものが目に見える事、いつわる、人を惑わすetc.の意味となります。また、聴(ちょう)には、良く聞いて判断する、正しく聞く、聞き入れる、許すetc.の意味があります。従って、幻聴(げんちょう)とは、実在しない声が、如何にも実際に聞こえているかのように感ずる事。外界から何の刺激もないのに、何かが聞こえていると感じる事です。

化けラブラブ
 私の家内は、いわゆる霊感が強い体質のようで、20代の頃には、よく自分の祖母が近くにいるのを感ずる体験があったようです。私は、感度が鈍いのか、そういった霊的な体験は殆どといっていいほどありませんが、昨晩は、めったにない不思議体験でしたね。単なる錯覚なのか、本当の不思議体験だったのかは分かりませんが、いずれにしても、久しぶりに聞いた母親の声ということで、良しとします。