国歌(こっか) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

日本♪
 今日は、国歌(こっか)という言葉です。

 日本人ほど国歌(こっか)や国旗に対する意識が希薄な国民はない...と感じませんか?ただ、オリンピックとか国家行事になると、国歌である「君が代」を斉唱し、また国旗である「日の丸」を掲揚し、時に、涙ぐむような場面もあります。最近では、スケートの羽生結弦選手のソチオリンピックでの金メダルとその際に「日の丸」を掲げてリンクを滑った姿が印象的です。こうした場面で、日本人は、国旗・国歌に目覚めるのでしょうか。

 さて、国歌(こっか)ですが、国(こく)とは、一つの政府に属する土地、地理上・行政上の区域etc.の事です。歌(か)とは、うたう、節をつけて歌う(又は、その言葉)etc.の意味となります。即ち、国歌(こっか)とは、一つの国の中で共生する国民の心を結びつける言葉。日本の国歌(こっか)である「君が代」は、古今和歌集の中にある恋の詩だと聞いた事があります。君(きみ)の、“き”は男性、“み”は女性を意味するそうです。日本民族あるいは大和民族が誕生する際の、西洋風に言えば、アダムとイブのような物語とも重なります。君が代が、古い時代の詩であるために、その意味を理解している人は少ないと思いますが、簡単に言えば、そういう詩です。

クローバーハト
 最近の私のブログで、戦後70年に触れる事が時々ありますが、戦勝国にとって都合の良い歴史認識を、(戦勝国と勘違いしている)関係国である中国や韓国に政治カードとして使われる時代は、もう終わりにしたい。そんな感情が働いているためです。政治カードという意味では、韓国と台湾の、日本に対する感情の違いを観ればよくわかります。ともに、戦前は、日本の統治下にあり、欧米諸国のような植民地からの搾取ではなく、日本国統治下にある地域・日本の国民として、それぞれの経済社会の発展・インフラ整備に、日本の国力の相当程度を注ぎ込んだはずなのに...この違いは何か。やはり、国情や民族性にもよるのでしょうが、一方は、アジアでも一番と言われる親日国・台湾、一方は、都合の悪い事には目をつむる大変な反日国。日本は、こんな、もはや韓国に見られる政治カートとしての反日政策とは、決別する歴史的転換点に立つ決意をし、誤った歴史認識による反日政策は徹底して排除し、未来志向の国家・日本国を志向していかなければならない時期だと感じています。