転換(てんかん) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

変わるアップ
 今日の言葉は、転換(てんかん)です。

 もうすぐ年度が切り替わる3月です。26年度が終わり、27年度の始まり。4月1には、毎年のように、新入生、新入社員等、新しい構成員が学校や企業等に加わってきます。こういった切り替えの時期には、何かで心の中を一新することが良いのでは...そんな事で、思い切って、仕事着である背広を全て買い替えることにしたところです。着古した背広は、もったいないが思い切って捨てる!こんな事でもしなければ、気分の転換(てんかん)が図れないのかと言われそうですが、実際、そうなんです。付け加えれば、Iphoneも思い切って機種変更したところです。皆様は、新しい季節の始まりに、何か考えている事がありますか?

 さて、転換(てんかん)ですが、転(てん)とは、まわる、ころがる、めぐる、方向を変えて移るetc.の意味です。換(かん)とは、とりかえる、とってかわるetc.の意味です。転換(てんかん)とは、今までの方向を変える、あるいは心の持ち方を変える等を意味するようです。ちなみに、国語辞典で調べてみると、“物事の方針・傾向などが、今までと別な向きに変わる事。また、変える事”とあります。方向転換、気分転換、話題が転換、歴史の転換点etc.の例示がありましたが、今までと違った方向を向く時に使う言葉です。

中日ドラゴンズ y’s
 今年は、戦後70年。時代も大きな転換点を迎えているような気がします。数日前に、ネットのNAVERまとめで、“日本人は知らない?親日国まとめ”http://matome.naver.jp/odai/2136085278019553701 という記事を見つけました。また、現代ビジネスという雑誌のネット情報で紹介されていた緊急アンケートでも、世界25か国の103人に聞いた結果では、日本が世界で最も好かれている国であるという嬉しい結果が紹介されています。中国・韓国の反日キャンペーンは相変わらず続いていますが、世界の人々の日本を見る目は、この両国とは全然異なることが分かります。戦後70年の節目の年。日本は、いつまでも歴史カードで日本を貶める人々は気にせず、歴史の真実と向き合い、日本の未来に向けて日本人として誇りを持てる生き方を目指したいものです。