国家(こっか) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

国日本国旗
 今日の言葉は、国家(こっか)です。

 最近、もやもやとしていた問題に、産経新聞のスクープがすっきりさせてくれた。例の、従軍慰安婦問題である。従軍慰安婦が問題となったのは、かっての官房長官であった河野洋平氏が、いわゆる河野談話をだしたこと、それに伴って社民党前党首の当時弁護士であった福島瑞穂氏や朝日新聞の誤報による扇動記事がさらに、韓国世論に火をつけた。日韓両国政府の間では、戦後保障の問題も終わり、この慰安婦問題も河野談話で決着をつけるという密約もあったそうであるが、結局は、証拠能力に乏しい元慰安婦と言われる女性の不確かな証言だけで、官房長官名によるいい加減な談話が出された。それが、火を噴いたのがここ1年である。韓国の国民性もあるのだろうが、証拠の有無にかかわらず、証拠の不確かさに拘わらず、また従軍慰安婦の事実が、実は韓国の民間人が女衒をしていた慰安所が実態であったという米軍からの資料提供や最近になって明らかになってきた当時の検証資料等が次々と明らかになっていることも、日韓両国政府は、真摯に受け止めなければならない。日本も韓国も、国家(こっか)として、明らかである史実の証明書類が数多くでてきた以上、当然の如く、現状を正常化させるために最大の努力を行うべきでしょう。

 さて、国家(こっか)の意味です。国家とは、ウィキペディアの定義をかりれば、政治機能による異なる利害を調整し、社会の秩序と安定を維持していくことを目的にし社会の組織化をする。即ち、国民のために正義を追及しなければならない組織であるということ。

歴政宗
 歴史は、過去の事実を事実として整理されるべきものであるが、往々にして、その国の政府や指導者によって書き換えられる、いわゆる捏造されることが多い。この地球には、おおくの民族・国家が存在するが、それぞれの国が本来は、嘘や捏造で歴史を曲げるようなことはなく、過去の史実は史実を認識した上で、未来志向の国づくりをする。そうありたいものです。