政策(せいさく) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

フラワーロックラヴ
 今日の言葉は、政策(せいさく)です。

 政策とは、ウィキペディアの解説をかりると、”公共体が主体となって行う体系的な諸策のこと。現代社会においては、政府や政党などの施政上の方針や方策を指すこともある。なお、その策を実施することを施策(しさく)という。”即ち、政策を立案する主体も、政策を実施する主体も、いずれも国や地方自治体の行政機関であるということになります。原発事故に関する責任論の論調は、政府は東電に責任をかぶせる感じだし、東電は、実質的に国策を実施する民間企業として自己責任を強く全面に押し出しながら今後の対応を検討・協議しているようにも見えない。国と東電が、お互いに責任の所在を曖昧にしているような感が否めない。

 さて、政策(せいさく)の政(せい)とは?民を導いて正しい道につかせること、国家をおさめること、物事を筋道を立ててよく整えること、等の意味となります。策(さく)とは、はかりごと、計略の事です。政策(せいさく)とは、国家リーダーの本来的な役割を表しています。

あめニヤリ
 私は、震災以前から、わが国の景気や雇用情勢の悪化について、一国民として憂いを抱いていましたが、どうも経済の主役である大企業の業況は決して悪くはないようです。債務は大幅に改善され、また内部留保も積極的な設備投資やM&Aなどにうって出るだけの余力を蓄えて居るようです。苦しいのは、国家経営や国家の政策の誤りにより借金を増やし続けている日本国政府や地域経済、さらには中小企業であるようです。官民格差は、経営力格差か?国の経営力を高めることが、今の日本復興の大きな力になるはずです。そうなると、現政権では力不足か・・という話しになってしまうジレンマ!?