予報(よほう) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

こなた緑のキューブ

 今日の言葉は、予報(よほう)です。


 福島原発事故の影響で、東京電力の電力供給量に赤信号がともっていることもあり、今夏は、企業、個人を問わず、電力消費の抑制が求められるようです。大口需要者には、15%の節電とありますが、企業は過剰反応もあるのか、あるいはこれを契機に経費節約につなげようとしているのか、25%を節電目標に掲げているところが多いようです。そうこうしているうちに、真夏8月には、エアコンによる電力消費がピークに達します。


 さて、予報(よほう)という言葉です。予(よ)とは、あらかじめ・・という意味です。また、報(ほう)とは、告げ知らせる、報いる、業(ごう)の結果として受ける苦楽、等の意味があります。予報(よほう)とは、事前に推測して知らせる事を意味します。一瞬、ビクッ・・とするのは、業(ごう)の結果として受ける苦楽が予め告げられることがあれば、恐ろしいだろうなと思った事です。予報(よほう)という言葉には、そんなニュアンスはないようですが。


。。。おんぷ

 Yahooが、今夏の節電対策をサポートするサービスとして「電気予報」(ベータ版) をスタートさせました。いろいろな知恵がでるものと、感心させられます。