黄色(きいろ) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

幸せ♡

 今日の言葉は、黄色(きいろ)です。

 この画像は、私のスマートフォン(Iphone)の壁紙に使っている黄色いバラ。
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 ゲーテは、黄色はもっとも光に近い色であり快活な色だと言っています。太陽の色であり生命の色です。

 【注】ゲーテは、ドイツの詩人、小説家、劇作家。フランクフルトに生まれ、「若きウェルテルの悩み」で一躍名声を博し、詩、小説、戯曲などに数々の名作を生んだ。政治家としても活躍するかたわら、自然科学も研究。(1749-1832年)


 さて、黄色(きいろ)という言葉です。黄(き)は、まさに、イチョウの紅葉した黄色と同じ系統の色の意味。また、色(いろ)は、光によって目に映る物の感じ方の一つ、色彩、気配、兆しを思わせる様子などの意味を有します。黄色(きいろ)とは、ゲーテの色彩論にあるように、快活や生命をイメージさせる色で、まさに我々に元気や気力を感じさせる、そんな効能があるのではないかと常々感じています。ちなみに、私の勝負ネクタイの色は、黄色です。


ニッコリはぁと

 中国の風水でも、黄色のものを西側に置くと金運が上昇すると言われていますが、運気を高める色であることは東西を問わないようです。皆さんも、この黄色の効用に関心を向けてみませんか。運気が高まるかも知れません。