結婚(けっこん) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

ドキドキ(*^▽^*)

 今日の言葉は、結婚(けっこん)です。


 矢口真理さんって知ってますか。元モーニング娘の、あの小柄な女の子です。実は、私の読者つながりで、私も矢口さんのブログに読者登録しています。そんなことで、正月2日に、彼女のブログに結婚の報告が掲載されていることを知りました。”こいつは春から縁起がいいわ!”そんな感じですね。聞くところによれば、矢口さんのお相手は、俳優の中村昌也さんという方で、芸能界の中でも身長が高い好男子で、小柄の矢口さんとでは、いわゆるノミの夫婦という感じになるでしょうか。


 さて、結婚(けっこん)という言葉です。結(けつ)とは、”むすぶ”という意味ですが、その文字は、糸偏に吉(きち)という文字の組み合わせ。なんともお目出度い文字ですね。吉(きち)をむすぶことになるわけですから。次に、婚(こん)という文字ですが、婚姻、結婚のことを意味します。この文字を分解してみると、女(おんな)と黄昏(たそがれ=夕暮れの意)の昏という文字となります。女の黄昏?結婚とは、男女が将来を契る(ちぎる)ことで、夫婦として将来にわたって幸せになってほしいという意味を含んでいるのでしょう。ただ、ちょっと気になるのは、女の黄昏という意味。結婚とは、お互いを尊重しあう寛容な心がなければ、途中で、挫折や寄り道もしなければならなくなる場合もあります。幸せな時間ばかりではない、という覚悟も必要でしょう。


恋の矢合格

 それはさておき、矢口さん。幸せなご結婚をお祈りします。私の周辺にも、これから所帯を構えようとする若い男女が何人かいます。私の経験から、今に至る過程で、些細な事や自分の浅はかさから、最悪の事態、要するに離婚などを意識した事もありましたが、そんな馬鹿な事にならなくて良かったと、今は、心から思っています。要するに、結婚とは、未熟な男女が一緒に長い年月を生きていくわけですから、途中でいろいろな事が起こりますし、心の中にいろいろな化学変化も起こります。それを乗り越えていく、その先に、本当の幸せがあることを信じていきましょう。