協会(きょうかい) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

 今日は、よく団体の名称に使われている協会(きょうかい)という言葉です。先ず、協(きょう)の字です。この字を分解すると、十字架あるいは木の杭、それに力が3つとなります。協(きょう)の字の意味をみると、まさに力を合わせる、調子があう、相談して一致するということになります。又、会(かい)の文字ですが、会う、出会う、集まる等の意味、あるいは集まりといった意味があります。協会のそれぞれの文字から意味をくみ取ろうとすると、何らかの看板をたてて、力を合わせて何か行動するために人々が集まっているところ、それが協会(きょうかい)の意味になります。

 国語辞典で、協会の意味を見ると、まさに、ある目的のために、会員が協力して維持する会となっています。