うちの高齢者が元気すぎる。とくに90歳オーバーの2人。
調べたところ、今80歳以上の人口は713万人、100歳以上は9万人を超えているそうです。
前にも何度か記載したことがありますが、90歳超えの義両親、性格には義母は89歳ですが間違いなく次の90歳の誕生日は難なくクリアすると思われます。
この義両親、年金だけしか財産はありません。月5万~55000円というところでしょうか。
義父:自宅で生活し年金は光熱費で消えていきます。
同居する前は食費、地代、灯油、正月用品など光熱費以外の金銭援助をしていました。
ざっと5~6万です。
義母:施設代負担。施設代12万前後で、義母の年金は5万ほどですから7万円の負担。キツイ!
この施設代もようやく低所得の助成金が通ったため、現在は85000円ほどになり、7万円の負担から35000円ほどの負担に減りました。
このままでは私たちの老後資金が無くなってしまうと考え、同居に踏み切ったというわけです。
私の身近な高齢者(義両親)の場合、息子が近くにいますので生活保護レベルの低所得でも安心して生活が出来ています。
居住する町は高齢者が多く、その多くは自身の子どもが面倒を見ることが多いですが、子どもがいない、身寄りがいない方はどんな感じなのか。
私の近くにいる身寄りがいない、子どもがいない貧困の高齢者のケースを紹介します。
①独身女性の高齢者
同居当初うちの隣にも92歳の女性が独居していました。ここ2.3年で引っ越してきたようです。
坂道の一番上の、しかもボロ屋に90歳で引っ越すなんて、金銭面としか考えられません。
この女性は身寄りと言えば親戚だけ。結婚しておらず甥っ子が身寄りになります。
家にはエアコンがありません。あの猛暑の中扇風機で乗り越えていたそうです。
*隣なので回覧板を回す際に室外機がないとわかりました。
夏の終わり、見るに見かねた女性の甥っ子が施設入りの手続きをしてボロ屋を出て行かれました。
後になって聞いたところ、屋根は崩れ、床は抜けている状態の家だったそうです。
とくに健康に問題がなく(介護認定なく)貧困でも入所できる施設があるようです。
貯金は元からなかったのか、それとも90歳になるまでに貯金が底をついたのか。。
②夫に先立たれた認知症女性
うちの実母の兄(伯父)の嫁のケースですが、この夫婦には子どもがいません。
そして貧困のため福祉にかかっていました。いわゆる生活保護者でした。
伯父は数年前に89歳で死亡しました。残されたのは伯母のみ。(81歳)
伯母は伯父が亡くなる前から認知症を発症しており、デイサービスを利用しながら夜間などは伯父が面倒を見ていたとのこと。
そして、伯母は施設で育ったため元から家族はいません。
ですので一番身近な身寄りはうちの母になります。(82歳)
伯父が亡くなったあとも、デイサービスの方に任せるしかない状態でしたが、ある日「○○さんが自分で食事を取れなくなった」と連絡があり、病院に入院することになりました。
この時点でデイサービスから手が離れることになり、うちの母が入院手続きや死亡時の連絡先になります。
生活保護にかかっていましたが、伯父が亡くなり預金が数十万ほどあることが判明しましたので、生活保護がストップしました。
入院先では要介護5の段階で寝たきり状態、食べられなくなった食事は栄養チューブにて補給している状態です。
お風呂も入れてもらえて血色もよくなり、1本しかない歯のために歯科医の先生が毎月診察して下さるそうです。
伯母は若い頃働いていたことがあるため、年金が7万円ほどあるようで、入院費用には少し足りないとのこと。
足りない分は預金から補填する感じですね。
なので預金がなくなればまた生活保護に頼るということになるはずです。
うちの母も同じく高齢者なので病院代を補填できる状態ではないですし、かといって私たちが面倒を見ることはありません。
ただ、うちの母としては亡くなった兄と同じお寺に埋葬してあげたいと思っているので、できることなら最期は看取ってあげたいと思っているようです。
こればかりは誰が先なんてのはわかりませんよね。年齢は関係ないですから。
③若い頃に夫に先立たれた独居女性
ある高齢者女性、若い頃に旦那さんに先立たれ、再婚もしておらず子どもがいません。
身寄りは自身の兄になりますが、この兄も既に他界。
連絡先は亡き兄の子(姉妹)になります。
兄の子も遠方になるため、頻繁に訪問することは出来ません。
なので施設に入る手続きを始めるといった感じ。
この高齢者女性の場合、施設に安心して入所できるお金があるため、姪っ子たちが資金援助する必要もなく、手間賃はちゃんともらえる状態です。
労力はかかりますが、お金を負担するという精神面が削られることはありません。
個室だったり環境が整ってる施設に入所される感じです。
④うちの弟の場合(独身男性)
うちの弟、50代独身です。
自由を謳歌しています。
弟の場合、最期に面倒をかけるのは必然的に私か私の娘たちになるわけです。
私と母は「あんたの最後は姪っ子たちが面倒を見ることになるだろうから、絶対にお金は残しておくこと!」を伝えています。
たとえ突然死だったとしても、家の処分や家財道具の処分、なんやかんやで手続きをしないといけませんよね。
娘たちが金銭面で負担しないといけない状況は回避したいものです。(私たち親も同じく処理費用+労働費用ぐらい残しておきたい)
一人っ子だと大変だと想像がつく
自分が50代や60代になったとき、両親が健在だとすると2人の最後は当然子どもが面倒を見ます。
入院手続きや、病院に連れて行く、買い出しをしてあげる、ご飯も用意や洗い物、掃除など本当に大変です。
現在、私はマルオの家に月に一度訪問して買い出しに連れて行き、散髪に連れて行き、病院に連れていくこともあります。
先日はガスコンロ廻りの掃除をお願いされ、1度の訪問で4時間は必要です。
遠方に住んでるため月に一度でいいのですが、近所に住んでたら突然の呼び出しもあるでしょう。
私の場合、姉と弟がいますが、複雑な家庭状況のため姉と弟がマルオの面倒を見ることはありません。
3人だったら入院時などの負担は分担できたな、と考えることもあります。
入院中って本当に大変。呼び出されたり洗濯物とかね、いろいろあるんで。
何が大変かって、自分の親を病院に連れて行くだけでも大変で疲れるのに、伯父や伯母の面倒まで。
やっと子育てがおわり自由に動けると思ったら、伯父や伯母まで?ってなるわけです。
100歳が普通と言われる今、その子ども世代の50代や60代、親の介護から解放されたら一体何歳になってるのでしょうか。
自由に気兼ねなく動けるときには自分も動けなくなるんじゃない?という心配があります。
少子化の今、子どもを産んで育ててる人って本当に貴重ですよね。
こういった独身高齢者の面倒は「誰かが産んで育てた人」が面倒を見るのですから。
若い人が結婚したくなる世の中、子どもが欲しくなる世の中、子どもを育てやすい世の中になってほしいですね。
まぁ、いずれにせよ子どもがいる高齢者でも、孤独死される方もいますので、子どもがいることがすべてではないと思いますが、高齢者ばかりが目に付く環境にいる私は高齢者社会って本当に大変な世の中だなと感じています。