- マルオとヨシエの結婚から自営業立ち上げまで
マルオとヨシエは学年で1歳違い。
二十歳ぐらいで結婚し、21歳で長女、24歳で次女(私)、27歳で弟を出産しています。
昭和40年ごろ、2人はまだまだド貧乏だったらしく、ご近所さんの助けもありどうにかやってこれたとのこと。
弟が2歳になるころ、新しく出来たばかりの10階建ての市営住宅に当たり家族5人で暮らすことになります。
子供だったので、何にも感じなかったですが2DKは狭かっただろうな、ぐらいしか覚えていません。
ただ、この市営住宅は190軒ほどの世帯が集合していて、団地内に公園や公民館、市場に飲食店などが集まっていて、
とても快適だった印象です。
そのうえ同年代の子供もたくさんいたので、遊ぶのにも困らなかったし、親たちの交流も活発でした。
数年後、小学校4年生のときマルオから家族全員を集めて「会社が倒産した」という報告?がありました。
子供心に仕事はどうなるんだろう?という心配がありましたね。
当面、拠点となる事務所が出来るまで、仕事の電話は自宅にかかってきて、留守番をしている私たちが取り次ぎます。
ありがたいことに仕事は順調だったようでした。持ち前のコミュニケーション能力を活かし営業がうまくいっていたようです。
母のヨシエは仕事を手伝う一方で、元々身につけていた洋裁を活かし内職をしてマルオを支えています。
それから数年後、マルオの女癖編で書いた1回目の不倫が始まります。
おそらく、自営業が順調で羽振りが良かったのではないか?と思いますね。
それに、この団地内ではマルオが入会していた宗教団体の活動も活発で、マルオの人生はグングン上り坂だったのではないでしょうか。
もちろん弱かったお酒の付き合いもあったようですし、ゴルフも一生懸命練習して上手くなっています。
負けず嫌いと何事も一生懸命に遊ぶ精神でかなり努力したんだと思います。
ただ、70代後半で軽い脳梗塞になるまで立ち上げた自営業を甥に譲り渡すまで、やり遂げていますので女癖が悪いけれど立派だったなぁと思います。