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映画・音楽・金魚 などなど

たかが金魚 されど金魚

テネット / TENET

 

2020年 アメリカ・イギリス合作

監督 クリストファー・ノーラン

主演 ジョン・デヴィッド・ワシントン(D.ワシントンの息子)  

出演 エリザベス・デビッキ / ロバート・パティンソン etc.

 

右から読んでも山本山 左から読んでも山本山

だからそれが何ですか?

 

このTENET という映画, 超難解映画として有名なようですが

矛盾という,もはやそれは

監督の遊具として機能しているのではないか?

と感じてしまう程 映画の中で自分勝手に矛盾が

お戯れになっている

そんな映画が このTENETという映画

 

考えるな 感じろ と

ブルース・リーの言葉をぶっこんでますが。

 

で,この映画,主人公に名前がなく 

その背景すらも未知のまま話が進んで行き 

そして終わってしまうので 

まずは主人公に感情移入する事が出来ない

他の登場人物にしても然り

登場人物の描き方は非常に薄い 2時間半もあるのに

 

で,常に 

不思議な感覚に陥る映像が動いている状態なので

おもしろ映像100連発 と割り切って観れば

それなりに楽しいかも

これを完成された1つの映画として観ない事が肝です

 

この映画を初見で理解しようとしても

脳ミソがメルトダウンを起こすのがオチなんで

やめたほうが無難です(初見ではナンビトも理解不可能です)

 

ノーランの映画の中に”メメント”という難解映画もありますが

こちらのほうが完成された映画なので 考えるならこっち

 

メメントTENET も蓋を開ければどちらも単純な話

ではあるんですが 複雑構造になってる という事ですね

いや あえてそうしている と言ったほうが正確でしょうね

 

TENETは東大生でも頭を抱えるような内容だと思いますので

脳ミソに自虐的苦痛を与えたいドMな方は 

どうぞ TENET を。 人によってはヨダレが垂れるかも

 

そんなTENETですが

見どころは キャットの飛び込みシーンだけかな

キャットの身長が191cmとのこと (ヒール履いて2m超え)

選ばれし者と言っても過言ではない

あの抜群のスタイルを身にまとった高身長で 

あの飛び込みフォルムは反則レベルで美しいキラキラ

オリンピック選手 顔負けの美しさ

このシーンだけは10回程度は観ています 

一見の価値あり

 

この赤い服着たパツ金の美人さんがキャット↓

でこの話,ざっくり言えば

何も起こらない未来の何かを阻止しようと

意味のない事を命がけで遂行するおバカな話

これに尽きるでしょう

 

あっ,あと,音響は凄くいいな と

これはテレビで観ていても それは感じましたので

映画館で観た方は相当凄い音響にビックリされたかもしれませんね

 

ノーラン監督は音響に拘りのある監督のようで

あの加トちゃんが食べてるご飯のような薄い味付けの

ダンケルクも 音響だけは迫力があるんですよね

ただ,ダンケルクもねぇ・・・

戦争映画って そうじゃないんだよな って・・・

 

 

 

ここからは軽くネタバレ入りますが ネタバレを読んだところで って映画ですので

ネタバレを読んでも特に問題はないと思いますが 黒幕の正体だけは伏せておきます

 

 

 

 

未来から 逆行弾で撃たれた壁等を

未来人がタイムマシンで現在に送ってきてるんですが

未来人が存在してるって事は 

地球に壊滅的な何かが起こらなかった証明になります

であれば 何もしなくても何も起こらないのです

 

劇中でも主人公が言ってますが

祖父殺しのパラドックス まさにこれです

 

だってノーラン監督自らが 時間軸は1本だ と断言してるんだから。

時間軸が1本でなければ話は別ですけど

ターミネーターとかみたいに

 

ではちょっと深掘りましょう

未来人に言いたい

何のために逆行マシンを送ってきたの?

その意味は?

10年過去に遡るのに10年かかり そのぶん歳もとる

というアホなマシン 捨てちまえよ

 

で,まずエントロピーの名が出てきますが

弾に砕け散った破片が エントロピーの減少によって

元に戻る理屈は理解できますが それが逆行に繋がるとは

到底思えない 

人の逆行にエントロピーは大して関係ないでしょ

 

で,設定は逆行可能 (タイムマシンとは異なる仕組み)

という事は 逆行中の人間は逆行の中で順行し

順行中の人間は順行の中で確実に逆行し

そこに自分の意思を発揮する事は不可能

なはずですが 

何故 逆行人間と順行人間が戦えるのか? (全く意味不明)

よって 挟み撃ち作戦など出来るはずがない

という前に やったところで何の意味もない

 

冒頭,ウクライナのキーウのオペラハウスでテロがありましたね?

これを あの日 としましょう

スタルスク12での爆発もあの日のデキゴトです

この時 アルゴリズムは全て爆破によって地中に埋まりました

で,セイターはあの日に死んでいます

 

でも何故 セイターはあの日以降も生きていたのか?

時間軸は1本のはずでは? WHY?

 

そしてあの日にスタルスク12の地中に埋まったはずの

アルゴリズムの1個を

何故 あの日以降にウクライナ保安庁が持っているのか? はて?

 

あの日に全ては終わってるのに

何故 セイターはあの日以降にも生きていて しかも

残り1個のアルゴリズムを探しているのか? はて?

 

全てはあの日に終わってんだよ って話  

 

それなのに何も起こらなかった

だからそれ以上 何もする必要はない という事 

 

TENETって 

冒頭で全てが完結している話なんですけどね

 

キャット主人公(名もなき男)が初めて会った時

キャットは セイターの船から海に飛び込む誰か(=自分)を見た

と 名もなき男に話していますが

まだ逆行マシンに入った事もないキャットが

何故 その場所に同時に2人 存在したのか? はて?

 

しかも その時(あの日)にキャットが2人いたとした場合

その後 その場所(ベトナムの海)にキャットが逆行して来た時には

キャットが 少なくても3人同時に存在しなければならないのです

でも 逆行してきたあの日には キャットは2人でした WHY?

 

初見の時には この部分は 

お!あれは伏線だったか と思った自分が浅はかで恥ずかし

よくよく考えると あれは何だったの? と

 

もういい加減にして というレベルの脚本なんですが

要はもう 脚本が破綻してますね

実際 単純な話を 無理に複雑化してしまったノーラン監督自身が

恐らくはわけがわからなくなってるようです

やっぱり 脚本は弟の手を借りたほうがよくないっすかね

 

矛盾ばっかりで話すのがもう嫌になってきましたが

キャットの息子マックス=ニール だという説がありますが

これは完全否定します ありえない

確かに 年齢的な面だけに焦点を当てれば 

それはあるかもしれませんが あくまでも ”理論上”の話

実際は ありえない

 

それに 逆行弾に傷ついたキャットを介抱していたニールですが

そこに 久々に会った母親に対する意味深な表情

いっさい描かれていませんでした

普通 マックス=ニール であれば そういうカットを伏線として

入れ込むはずですが それがなかったですからね

ありえない と

 

で,ラストに ある人物が

何もしない事の理由にはならない と言った

 

なるやろ

 

火薬の入っていないダイナマイトの導火線についた火を

命がけで消すのか?

 

なんもせんでほっときゃいいだろ

何にも起こんないんだから

 

で,テネットを観て感動したとおっしゃる多くの方が

ラストにニールが命を落とすから との事ですが

ニールは死にません よく考えてみて㋧!

 

これを理解できた方は 涙を返せ! ってなりますから

 

おもしろ映像100連発!

 

これ ちなみに,スティーヴン・ジェイ・シュナイダーの

「死ぬまでに観たい映画1001本」に掲載されたそうですが

何故に? おもしろ映像だからかな?

 

これ 死にかけの脳ミソに生きがいを感じさせる為に観るのならば

それは大いに意義のある事かと思います

 

それではまた!パーニコニコ