自衛隊小銃乱射事件 | 鈴木東 K.breedのブログ

鈴木東 K.breedのブログ

たかが金魚 されど金魚

自衛隊小銃乱射事件という

極めてショッキングな事件が起こってしまいましたが、

何故、このような悲惨な事件が起こってしまったのか・・・。

 

 

昔は私、今で言う、ブラック企業で従事しておりましたが、

そのブラック企業の内情は、まさに 軍隊そのもの(または刑務所) で、

内情には、その企業の表向きの顔(=コマーシャルによるイメージ)とは、

180度違う顔があります。

 

コマーシャルってのは、どんな企業であれ、

表向きを繕う為の単なるイメージ戦略です。

 

どんな企業であっても、何かを隠すために

世間には良く見られたいものなんです。

まぁ、当たり前と言えば当たり前ですが。

 

だからこそ企業は見栄えのいい タレント等 をコマーシャルに使う。

私が過去に従事していた そのブラック企業も、

今もコマーシャルで 見栄えのいい芸能人を使ってコマーシャルやってますよ。

 

ほほぉ~ あんな凄い芸能人使ってるとは、

よっぽど儲かってるんだな と。 

まぁ、儲かる事はいいでしょう。

だって、仕事って、儲けるためにやってるわけですから。

 

で、これは、私がブラック企業で従事していた時の

ほんの一例なんですが、(本当にほんの一例です)

ある社員ら(=私の仲のいい後輩も含む)が、ノルマを達成出来なかった時、

その社員は、朝礼時、みんなの前に係長に呼び出され、

 

その時、係長が

 

俺の係で目標を達成出来なかったのはお前ら3人だけだ!

このバカどもが!

やる気あんのかお前らは!

お前らは

他の奴らに申し訳ないと思わんのか!

目標達成できなかったんだから

お前らは土下座してみんなに謝れ!

 

と、怒鳴り散らして、

目標を達成できなかった3人をみんなの目の前で土下座させていました。

朝の7時にご苦労なことで。

 

他にも、ある社員(仲のいい私の後輩)が、仕事でちょんぼした時も

みんなの前で土下座させ、その時は、丸めたノートみたいなもので その社員の頭を

 

ボッカボッカと

何発も何発も力いっぱい殴りつけていました。

髪の毛がボッサボサになるほど殴りつけていました。

 

他にも暴力沙汰は腐るほど見た事があります。

その中には、仕方ないかなと思えるような暴力から、

いくら何でもやりすぎだろ と思えるような暴力まで千差万別です。

もちろん、上司に暴力を受けて内臓破裂で入院した奴もいます。

過労死した社員もいまして、その社員の実家まで線香をあげに行きました。

母子家庭の1人息子だったんですが、、、

線香をあげに行った時、その社員のお母さんに何を話していいのかわからなかったです。

 

 

ただ私は、こういうブラック企業にいても、

理不尽ととれるような非道な暴力は受けていません。

たぶん、理不尽な事で私を殴ると反撃されると思っているのだと思います。

現に、そういう事がありました。

 

常に上司からの指示は命令形で

 

やってこい! わかったか!

 

「はい、わかりました!」

 

わかった って言ったからには

必ずやってこい!

 

「はい!」

 

いつもこんな感じで、

上の者が下の者に 敬語を使って

 

それでは目標達成お願いします。 

 

なんて優しい言い方は100%しません。

 

 

もし目標が達成出来なかったら、

 

お前、やるって言ったよな?  

 

やるって自分で言ったんだぞ。

 

それが何故できねーんだよ。 と、

 

普通に ヤクザ口調で追い詰められますね。(笑)

 

 

その点、警察なんかは、上司が部下に

それでは宜しくお願いします。 みたいに敬語を使っているんで、

まぁ、なんというか、警察と言う組織は厳しいと言われている割には、

案外優しい組織なんじゃないかと

思ったりもしますけどね。

 

敬語で言われてるなんて、ほんと、幸せ。めっちゃ優しいじゃないですか。スター

 

これが自衛隊になると どうなんでしょうね

 

あの時 みんなの前で土下座させられて、

係長にボコボコに頭を殴られてた私の後輩ですが、その日に、

そいつの肩をポンポンと叩いて

 

気にすんなよ、あいつ(=係長)は頭イカレてんだからさ。

 

とか言ってなだめましたけど、

もし、あの時、そこに、自動小銃があったなら、、、

 

と思うと ゾッとします。

 

現に、

他の仲のいい同僚たちと、

 

あいつ(=係長)、いつか刺されんじゃね?

 

みたいな話はちょくちょくしてました。

 

それぐらいイカレタ奴でしたし、

現に私は、そいつ(=係長)と大喧嘩してますし。

あのイカレタ係長と激しく口論したのは私だけですが。

 

ある日、仕事中に私の携帯に係長から電話がかかってきた時、

その口論は始まりました。

 

その日の私の営業の数字に対し、基地外のように怒鳴ってきた係長に対し

 

俺は仕事で手抜きした事なんかないですよ!

もう夜の8時ですよ!

今からどこのお客さんに行けって言うんですか!

どこが開いてんですか!

開いてたら教えてくださいよ!行きますから!

 

とかなんとかから始まり、

 

俺の言ってる事が間違ってるんなら

俺を辞めさせればいいじゃないですか!

いつでも辞めてやりますよ!

 

とかまぁ、

もう、めっちゃくちゃの怒鳴り合いですよ。

 

ただ私には 理性 というものが備わっておりますので、

仮に、そこに 自動小銃があっても、その引き金を引くことは絶対にないです。

 

そして会社に帰って係長と顔を合わせましたが、

係長は私に対して何も言いませんでした。 がっはっは (笑)

 

もしそこに自動小銃があったなら、

私が係長に撃たれていた可能性は否定できませんが。

 

まぁ、それぐらい 私と係長は バチバチの関係でした。(その時の係長とは ですが)

 

ですが、他の係長とはけっこう仲が良かったです。ラブラブ金魚

 

まぁ、与太話がすぎましたが、

今回のこの自衛隊の前代未聞の事件の裏には

いったい何があったのか、

この18歳の少年に対し、撃たれた教官たちは、

いったいどんな態度をとっていたのか、など、

私には全く知る由もないですが、

やはり、人に、実弾の装填された銃口を向け引き金を引くという行為は、

普通の精神状態ではまずできない事でしょうから、

私たち一般人の知りえない相当な事が、

この自衛隊という閉ざされた組織の中で起こっていたのは間違いないと思います。

 

自衛隊だけに及ばず企業もそうですが、

表の景色と裏の景色は全く違いますから。