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【石畳神社(いわだたみじんじゃ)】
(岡山県総社市秦)
とにかく怖い場所に御神体と鳥居があります。柵も何も無い狭い岩場の先にあり、落ちたら命はないでしょう。足が震えます。磐座は積み上げた巨石の上に乗っています。周りの山と眼下には高梁川と豪渓秦橋が絶景です。
【御祭神】
経津主神(ふつぬしのかみ)
【御神体】
大岩塊・磐座(約60mの巨岩)
【境内】
荒平山の北端に鎮座しています。
鳥居をくぐり、石段を上がると拝殿があります。
本神社は本殿がなく、大自然石を御神体としています。
【磐座(いわくら)への道】
拝殿の横から磐座へ向かう山道があります。
神社前に置いてある杖は絶対に借りた方がいいです。
磐座まで約10分と調べてきました。途中桜や綺麗な花が咲いていたりします。木の根がつたう山道を数分登ると磐座とパノラマ展望台への分岐点に着きます。
迷わず磐座へ歩みを進めます。少し登ると今度は下りになります。そして数分でいよいよ磐座が見えてきました。近づくと、かなり危険な場所だと気づきます。
巨岩が積み重なり神域だと感じます。ふもとに小さな鳥居があります。せっかくですので慎重に手足を使い鳥居の前までたどりつきました。お賽銭を入れ拝礼いたしました。左右を見ると山と川の見晴らしは最高です。
足元は命の危険を感じるので見ないようにしました。
帰りは楽な下り坂です。一度来たい神社でしたので、満足できるお参りでした。ありがとうございます。
【由緒】
創建年代、由緒等は不詳である。
石畳神社は、古来より本殿を設けず高梁川が大きく曲がる淵に聳える約六十メートルの大岩塊(石柱・磐座)を霊代(神霊が招き寄せられて乗り移るもの)としてお祀りをしている。
万葉集に「石畳さかしき山と知りながら我は恋しく友ならなくに…」と詠われている。
高梁川は古代の人々にとって、水運と灌漑の両面において極めて大切なものであったに違いなく、その高梁川は暴れ川で洪水による災害が多く川の氾濫を鎮めるために祭祀されたのではないかと思われる。(掲示板より)
【御朱印】
ここは無人ですが、社務所を調べて連絡すればもらえるようです。
※令和6年参拝。
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