アート★川崎市岡本太郎美術館   生命の歓喜 岡本太郎の食 | ジミニークリケットの散歩道

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好きに楽しく暮らすシニア女性です。
ミニマリストに憧れつつ、惹かれる物、魅力的な場所も多く、シニア世代になっても、落ち着けずに あっちへふらふら、こっちへフラフラ。人生って面白すぎます。

川崎市岡本太郎美術館に行きました。


自宅から車で

生田緑地西口サテライト駐車場からが、

一番近いようですので、ここから入ることにしました。


場所は生田緑地の中。

美術館に行って ハイキングがおまけについてくるのは初めて。


鳥の囀りの遊歩道を進みます。


ん?階段を下るようです。

まー下る分には問題ありません。


ただ…今は問題ありませんが、

もしかして…帰りは駐車場に戻るには階段を登る予感が…。



わー気持ち良い!

来て良かった〜。

都内に長年住んでいて、生田緑地を知りませんでした。

こんな素敵な公園があったとは。

また来よう。ってすぐに思いました。




のんびりハイキング7分くらいで、

岡本太郎美術館 到着です。


長い階段エントランスがありましたが、

その下のエレベーターを見つけ乗ります。

水が流れてて素敵なエントランスです。



チケット900円を購入して

いざ!入館。



写真撮影は、基本的に禁止ですが、

後半に写真可能な所もありました。


手の椅子

愉快でハッピーで迫力あります。

エントランスにあります。



多くの絵画があり、携帯電話で解説も聞くことができます。




撮影可能エリアにきました。


「座る事を拒否する椅子」

岡本太郎らしい考え方です。

1963年信楽焼の作品です。


今回の美術展で私が見たかったのは、

生きる事は戦う事という考え方を表しているようなこの椅子です。


岡本太郎にとってこの椅子は、

木の切り株のイメージです。


ちょっと腰を下ろし、休憩する椅子。

椅子では無いもの。

座られる目的ではない存在。

「座られる事を拒否する椅子」です。


芸術は暮らしにあり、

民藝の中にアートが存在する事が、

岡本太郎らしくて共感します。





沢山のアート作品があり、

共感出来るもの、出来ないもの。

理解に苦しむもの など。


でも、彼が常に考え続けていた姿勢はビシバシと伝わってきます。


まさにエネルギーの塊です。



印象深かったテレビのコマーシャル

「ガラスの中に顔があったって良いじゃないか」

超懐かしい。

我が家にも2個 ウイスキーグラスがあり、父親が美味しそうにグラスを傾けていました。



大阪万博で私の父が岡本太郎の太陽の塔に感銘を受け、

このグラス欲しさにロバートブラウンを購入したようです。笑


私の浅いアート好きは 父親譲りですね



かなり、斬新な食器もデザインされていたようです。


今回は食をテーマにした展覧会ですので、普段は見ることができない作品が多く展示されていて楽しいです。



うーん。

よくわかりませんが、楽しいです。


作品を作り続けると、評価されないものもあり、そこが彼らしくて。

沢山 沢山 作ったのでしょう。

これを保管している家族も大変だったと思います。

川崎市に寄贈して良かったです。

みんな残してくれていましたから。



今回は焼き物もありました。

過激なデザインが多い岡本太郎ですが、

陶芸はそんでもない?と一瞬でも思った私がアホでした。


このお皿…

「味」って書いちゃう…。



この茶碗…カッパ? 笑

水差しに至っては 叔父様です。笑



こちらのボトルも個性的。

中が洗えないのは、私的にはパス。


縄文式土器にインスパイアされた様子が現れてますね。


(これらはチラシから載せさせて頂きました)



太陽の塔、顔 のレプリカ。

うん。やはり迫力あります。

こちらは、顔をハメパネル。

やりたかったけど、一人で行ったので…出来ませんでした。


これは出来ました。


太郎と私…



駐車場に向かうには、

長い長い階段を登るしかありません。

休み休み 行こうと思います。


こんな時、「座るのを拒否する椅子」のような、木の切り株みたいなのがあると良いな〜