先週の醍醐寺の桜に続き、京都市内ではあちこちで桜が満開になり始めました。
この週末は京都の桜の名所はものすごい人出でしょう。
特に知恩院・高台寺・円山公園など東山界隈の桜の名所は満開だそうで．．．．恐ろしい人出でしょうな。
滋賀県内はまだ満開には程遠いようですので、今週も京都の桜を見に出かけました。
大津市の三保ヶ崎の取水口から長等山をくぐり抜けてきた琵琶湖疎水が山科側へ出てきたところ。
JR山科駅を北へ１０分ほど、近くにはこれまた桜の名所、紅葉の名所でもある毘沙門堂門跡もあります。
今回は新兵器「SIGMA 10-20㎜ EX DC HSM」だけを持って出かけました。
まずは新しいレンズに慣れましょう。さてさて、明るい超広角レンズはどんな風に撮れますかね。
まだ朝早い７:００。笑
休日の土曜日ではありますが、いつも通勤に使ってるのと同じ電車で山科へ。
忙しい３月も終わって、久しぶりの土日連休ですが、目が覚めました。
そんなに早起きして出かけるなんてオッサンか。という嫁の声を背中にお出かけ。笑
仕事の日は６:２０ぐらいまでふとんの中でぐずぐずしているのに、今日は６:１０にはすっくと起き上がりました。
やっぱり新しいレンズを早く試したいですからね。
ちょうど東側が山の陰になっていて、未だ朝日が当たらない疎水の周辺です。
朝の光が差し込まない分、より鮮やかな青ですな。
早いフォーカススピードど静かな動作音、満足です。それと想像以上に画質がいいです。
かなり絞ってＦ８～Ｆ９ぐらいで昇ってきたお日様が☆マークに。
これ、はじめてうまく撮れたのでめっちゃうれしいです。
ご覧のとおりこちらは地元の方々が育てている菜の花も一緒に楽しめます。
まだ朝早いのですが、カメラ片手の方々で、かなり年齢層が高いオッサン率が．．．ｺﾞﾎｺﾞﾎ。
しかし、広角10㎜の世界というのはすごいですな。
はっきり言って自分の肉眼の視界よりも広い範囲が見えているように感じます。
菜の花にかなり寄ってるのですが、この視野の広さです。
ちなみに２４０㎜にまで近寄れてしまいます。
独特の立体感というか遠近感がありますね。これは楽しいです。
ただ、普通に撮ってからあとで見てみると、入ってるつもりのない余計なものが写り込んでいたり。
あ、女性を端っこのほうで撮ってはいけませんよ。爆
これは超広角ならではの写真。
向こうから流れてくる疎水の遠近感、伸びていく手摺と菜の花。
桜はかなり寄って撮っていますが、これだけ収まっています。広角らしい欲張りな写真ですな。笑
だんだん日が昇ってきて、写真も明るくなってきました。
カメラ片手のオヤジの数は多いですが、やはり数ある京都の名所とくらべるとほんの一握りに過ぎません。
こんなすばらしい桜をほぼ人の写り込みもなしに撮れてしまいます。絶好のロケーションですな。
ここから先の疎水公園までは約５００m。
ちょうど琵琶湖線・湖西線の線路を見下ろす位置にある疎水公園は別の意味で注目です。笑
琵琶湖線・湖西線の窓も京都方面行きで進行方向右側の窓の外によく見えます。
これもこのレンズならではの写真。
２４０㎜ぎりぎりまで寄って、F３.５で背景の桜をぼかしてみました。
このゆがみが強烈な遠近感のもと．．。ほらね、女性を端っこで写しちゃ．．．ｺﾞﾎｺﾞﾎ。
これをうまく使えばおもしろい写真が撮れそうですな。
いやー、楽しい上に撮れる写真がどんなんだか見るたびにおもしろい。
これは数たくさん撮ってどんな写真が撮れるかいろいろ試してみたいですな。
このレンズはアイデア次第でおもしろい写真がいろいろ撮れそうです．．．しかし、重い(。TωT)ｵﾓｰｲ
では、ここから歩いて５分の毘沙門堂門跡へ。
次回更新までに過去記事「毘沙門堂門跡 / 滋賀紅葉ドライブ２００９番外編＠京都市山科区 」で予習してください。笑
山科の疎水の桜京都市山科区安朱 安朱橋～疎水公園付近
JR琵琶湖線・湖西線 山科駅下車 徒歩１０分
地下鉄東西線 山科駅下車 徒歩１５分
京阪京津線 京阪山科駅下車 徒歩１０分